ニュース

KDDIら5社、O2Oサービスの実験を「たまプラーザテラス」に拡大

 KDDI、大日本印刷(DNP)、三井物産、東急モールズデベロップメント(東急MD)、イッツ・コミュニケーションズの5社は、「グランベリーモール」で実施しているO2O(Online to Offline)サービスの実験を拡張し、11月2日から、新たに神奈川県横浜市のショッピングセンター「たまプラーザテラス」でも実施する。

 KDDIら5社は、「グランベリーモール」において、スマートフォンのアプリやWi-Fiによる位置情報サービスを利用した、ショッピングを楽しめるO2Oサービスを実験的に提供している。実験では、スマートフォンアプリを利用し、店舗が発信するお得な情報などを確認でき、モール内の場所に応じてクーポンを受け取ることもできる。

 実施場所に「たまプラーザテラス」が追加されるのに合わせて、スマートフォンアプリ「すなっぴん」は機能が拡張され、従来はクーポンアプリ「くーぴん」で提供されていた機能を12月をめどに「すなっぴん」に統合し、ショッピングセンターの内外に向けて情報を配信する。

 また、最新のトレンドやテーマなどに沿って複数店舗の情報をまとめた特集機能を強化。簡易お気に入り機能の「LIKE」を利用した投票イベントなども実施される予定。

 KDDIら5社は、一連のO2Oサービスについて、2014年4月の商用化を検討している。

太田 亮三