ニュース

auのEメール自動受信、Google「ハングアウト」のSMS機能と競合

 KDDIは、グーグルのAndroid向けアプリ「ハングアウト」の最新版で提供されているSMS機能を有効にすると、auのAndroidスマートフォンでEメールの自動受信ができなくなるとして、対処方法を案内している。なお、「新着問い合わせ」など手動操作でのメールの受信は可能。ソフトバンクの端末でも、同様の問題が発生している。

 グーグルが提供するアプリ「ハングアウト」(旧Googleトーク)の最新版では、SMS送受信機能が搭載され、SMSをやりとりする際のアプリとしても利用できるようになっている。

 しかし、「ハングアウト」を最新版にアップデートした後に表示されるダイアログなどでこのSMS機能を設定・有効化していた場合、auのEメール( @ezweb.ne.jp )の自動受信ができなくなる。KDDIでは、自動受信を行う場合、「ハングアウト」のSMS機能を無効化するよう案内している。

ハングアウトのSMS設定を無効にするよう案内している

 なお、編集部にあるauのスマートフォンで試したところ、「ハングアウト」でSMS機能を有効にした端末宛にEメールを送信すると、端末上では「ハングアウトが停止しました」とエラーのダイアログが表示され、Eメールの自動受信が行えなかった。Eメールアプリで「新着問い合わせ」を行うと、メールを受信できたほか、案内されているように、「ハングアウト」のSMS機能を無効にすると、自動受信ができるようになった。

 NTTドコモはこの件に関し、「ドコモでは、そのような事象は発生していない」とコメントしている。ソフトバンクモバイルからのコメントは現時点で得られていない。

【追記 2013/11/21 17:15】
 ソフトバンクモバイルは、一部のAndroidスマートフォンで、上記のauと同じ問題が発生していることを明らかにした。回避方法も同じ。

 問題が発生する端末は、端末メーカーが独自に用意したEメールアプリをプリインストールしている機種。これには、シャープ製のすべてのAndroidスマートフォンと、富士通製の「201F」「202F」が該当するという。

 なお、上記以外の、ソフトバンク製のメールアプリ「SoftBankメール」がプリインストールされている機種では、問題は発生しないとしている。

(太田 亮三)