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auのGALAXY Note 3、緊急時長持ちモードの不具合を案内

 KDDIは、サムスン電子製の端末「GALAXY Note 3」の「緊急時長持ちモード」の注意喚起の機能が、ニュース速報などにも連動していたとして、ソフトウェア更新での修正を検討している。これは、10月30日付で、当該機種のQ&Aコーナーで回答されている。ソフトウェア更新の提供時期は現在未定。

 auの「GALAXY Note 3」に搭載されている「緊急時長持ちモード」は、日本向けに開発された機能で、緊急速報を受信すると画面上で注意喚起を行う。「緊急時長持ちモード」に移行すると、グレー基調の画面に変更され、バックグラウンドアプリの動作を制限するなどして、電池を長持ちさせるモードになる。災害発生時に電池を長持ちさせるモードとして搭載されている。

 auにおいては、緊急速報を一斉同報配信する「ETWS」の仕組みを利用して、ニュース速報などのコンテンツも提供しており、3キャリアともに、受信した端末上では緊急速報かニュースなどかを判別して表示(または非表示に)している。今回、auの「GALAXY Note 3」の「緊急時長持ちモード」がニュース速報などに連動してしまうのは、「ETWS」の受信に一律に連動しているため。

「緊急時長持ちモード」について

 なお、NTTドコモから発売されている「GALAXY Note 3 SC-01F」「GALAXY J SC-02F」にも「緊急時長持ちモード」は搭載されているが、NTTドコモは、「緊急時長持ちモード」が誤って注意喚起を行う事象は現時点で発生していないとしている。

太田 亮三