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EMA認定の“健全サイト”減少、アプリは増加

 モバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA)は、携帯向けコミュニティサイトを対象にした「コミュニティサイト運用管理体制認定制度」について、2013年度上半期(4月〜9月)の状況を公開した。認定制度を利用するコミュニティサイトは減少傾向にあるほか、認定を受けたアプリと認定利用を終えたアプリはともに増加。不適切投稿の削除などユーザー対応件数は大きく減少している。

認定された“健全”サイトとアプリ

 コミュニティサイト運用管理体制認定制度は、青少年保護を目的に、業界関係各社がEMAを設立して2008年に導入されたもの。不適切な投稿があれば削除したり、ユーザーへ注意や警告を行ったりする監視体制がサービス提供事業者側に求められる。

 2013年度上半期では、前期と比べ新たに1サイトの申請があったものの、継続的に認定を受けている“健全サイト”の数は、前期の30から減少して、24サイトになった。11月現在も認定を受けているサイトはGREE、Mobage、mixiといった大手サイトだが、このうちmixiは来年1月末で認定を終える方針を明らかにしている。またFacebook、Twitterといった海外事業者のサイトは、認定を受けていない。

 EMAによれば、認定を受けたアプリは制度を開始した2012年7月以来の総認定数が562本、9月末時点でも認定を受けているアプリが481本、認定終了が81本となった。半年前(2012年度下期)の段階では404本(当時の認定中が400本、認定終了が4本)で、認定を受けたアプリ、認定を終えたアプリともに増加した。

認定サイトの投稿数は減少

 認定サイトの利用者(9月末で約1億8353万人)が、各サイトへ投稿した件数は1日あたり7886万件になるが、前年同期(2012年度上期)の約1億4719万件と比べてほぼ半減しており、前期(2012年度下期)の1億2537万回に続き、減少傾向がはっきりと出ている。

 そうしたユーザーの投稿について、不適切なものを削除したり、ユーザーへ注意・警告したり、あるいは強制退会にしたりした“ユーザー対応”の件数は、上半期で14万829件となった。この件数も、半年前の2012年度下期(約37万件)や、1年前の2012年度上半期(約139万件)からすると、大幅な減少となった。

(関口 聖)