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ドコモ、中韓携帯事業者との協力を継続

 NTTドコモは、中国の通信事業者であるチャイナモバイル、および韓国の通信事業者であるKTとの事業協力契約について、2017年1月まで3年間延長すると発表した。ドコモでは、日中韓のLTE国際ローミングサービスの早期実現を目指す。

 ドコモ、チャイナモバイル、KTの3社は、2011年より事業面での協力を進めており、これまでにNFC対応サービスを日中韓で利用できるようにする仕様書の策定、日中韓を訪れるユーザーがWi-Fiを利用できるようにする際、事業者間の交渉を一本化する体制の構築などを行ってきた。今回、これまで議論してきた内容をさらに進めるため、協力関係をさらに3年間、延長して維持することになった。

 ドコモではこの協力体制の延長を受けて、早期に日中韓でのLTE国際ローミングサービスの実現を目指す。またドコモでは海外事業者との協力を進めて、2013年度内にドコモユーザーが海外でLTEのローミングサービスを利用できることを目指しているとのこと。

関口 聖