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ベクトル地図を片手で使いこせる、「Yahoo!地図」iOS版が刷新

 ヤフーは、地図アプリ「Yahoo!地図」iOS版の最新版を公開した。Android版に続き、ベクトルデータによる地図が採用され、滑らかな表示が可能になったほか、片手で扱いやすい操作方法などが採り入れられている。

 新たな要素となるベクトルデータによる地図は、端末内で地図を描画する形となり、従来よりも滑らかな表示を実現。東京スカイツリー、あべのハルカスといった建物は3Dで表現され、バードビューで楽しめる。

バードビューで3D
ジャンルアイコンで近隣施設の検索も

 操作性も改善され、軽快に動作する。拡大縮小を示す「+」「-」といったボタンは長押しすると、そのまま地図が継続して拡大・縮小するようになり、何度もタップする必要がない。ボタンの配置は左右入れ替えられるようになっており、片手操作で拡大縮小などが行える。また振動を感知すると、地名や建物名など、地図上の文字が大きなフォントサイズになって、街角で地図を確認する際も視認しやすくなる。このフォントサイズは設定変更で、常に大きなサイズにしておくこともできる。

 このほか、60分先の雨雲の動きを地図上に表示する機能、店舗を検索して営業中かどうかわかる機能なども用意されている。

振動検知前の地図
振動を検知すると文字が大きくなる

関口 聖