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Bluetooth Smartは3200万台を出荷、2014年は腕時計・眼鏡型が成長

 Bluetooth SIGは、ABI Researchの調査結果として、Bluetoothに対応したウェアラブル端末の市場規模や、急速に拡大している様子を明らかにした。

 Bluetooth Smart(Bluetooth 4.0)は、ボタン電池でも年単位の駆動を可能にするなど、超低消費電力な駆動を可能にする仕様が盛り込まれており、フィットネス製品やブレスレットなどの、スマートフォンと組み合わせて利用するウェアラブル端末として拡大をみせている。調査によれば、ウェアラブル端末の96%にBluetooth Smartが活用されており、実質的な標準仕様になっているとしている。2013年は、Bluetoothを活用した3200万台のフィットネス・スポーツ製品が出荷されるという。

 調査ではまた、ウェアラブル端末のジャンルを7つに分類し、スポーツ・アクティビティトラッカーは特に注目を集めたジャンルだったと総括しているほか、2014年は67%の成長を見込み、スマートウォッチ、スマートグラスが急成長する年になると予測している。

太田 亮三