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Mozillaとパナソニック、次世代スマートテレビ向け「Firefox OS」

 Mozillaは6日、米国ラスベガスで開催される「2014 Internationla CES」で、パナソニック株式会社と包括的なパートナーシップを締結し、次世代スマートテレビ向けオープンプラットフォームとしての新たな「Firefox OS」の開発推進を行うと発表した。

 「Firefox OS」は、HTML5を中心としたウェブ技術を使用して開発されているオープンなプラットフォーム。Mozillaとパナソニックが開発推進する次世代スマートテレビ向けFirefox OSでは、クラウドサービスや様々なネットワーク機器で標準的に使用されているHTML5で次世代スマートテレビを制御することで、ハードウェアとネットワーク上のコンテンツの連携を1つのアプリケーションで容易に記述できるようになるとしている。

 アプリケーション開発者も、インターネットや放送のコンテンツを利用して、従来にない新しいアプリケーションやサービスをより自由に開発できるようになると説明。ハードウェアを制御するためのWeb APIの仕組みを利用し、次世代スマートテレビから家庭内外の家電製品やその他機器の使用状況を確認したり、操作することも可能になるという。

 また、これまでテレビが組み込みアプリとして実行していた操作メニューや番組ガイドなどのアプリケーションもHTML5で記述するため、スマートフォンやタブレットからも次世代スマートテレビを簡単に操作できるようになり、ユーザーや利用シーンに合わせたユーザーインターフェイスで表示することや、機器の購入後もネットワークを介して新しい機能を追加することが可能になるとしている。

 パナソニックは、Firefox OSプラットフォームを採用した次世代スマートテレビを商品化する予定。また、パナソニックとMozillaでは、プラットフォームの普及活動やウェブを活用したオープンエコシステム活性化にも取り組んでいく。

 このほか、Firefox OS関連では、中国ZTEがFireox OS搭載スマートフォンの製品ラインを拡大することや、台湾VIA TechnologiesがFirefox OS搭載のボードコンピューター「APC Rock」および「APC Paper」の提供開始を発表。また、タブレット向けFirefox OSの開発貢献プログラムでは、リファレンスハードウェアとして台湾Foxconn製のタブレットを用意し、近日中に開発者向けプログラムを拡充すると発表した。

(三柳 英樹)