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4.5型フルHDのIGZOを三辺狭額縁で搭載「AQUOS PHONE SERIE mini」

 「AQUOS PHONE SERIE mini SHL24」は、狭額縁を実現したコンパクトサイズのシャープ製Androidスマートフォン。2月下旬に発売される予定。

「AQUOS PHONE SERIE mini SHL24」ピンク

画面占有率75%の狭額縁

 独自の三辺狭額縁デザイン「EDGEST」(エッジスト)を採用し、端末幅が63mmでありながら約4.5インチのディスプレイを搭載。画面占有率は75%に達する。省電力駆動に優れたIGZO液晶とし、1920×1080ドットのフルHDで、画素密度は487ppi。「少なくとも現在国内で販売されている端末の中では最高クラス」の密度を実現した。

 極限まで狭額縁を追求するため、上部に位置する電話のスピーカーを液晶裏側に配置し、ダクトを通して前面に音が届くように設計。インカメラは下部へと移動させた。なお、「EDGEST」の名称の由来は「狭額縁を表すエッジと、最上級のSTを組み合わせた」造語とのこと。約115gと軽量で、コンパクトさにもこだわったモデルとなっており、バッテリー容量は2120mAhに止まるものの、実使用で2日間の利用が可能という。10〜20代の女性をメインターゲットとしているが、コンパクトな端末を望む男性にも需要は高いと見ている。

ブルー
イエローグリーン
ホワイト

カメラ

 コンパクトな端末としては高性能な、F1.9の明るいレンズを装備した1310万画素のアウトカメラに加え、120万画素のインカメラを搭載。暗い場所や景色を細部まで明るく、少ないノイズで映し出す「ナイトキャッチ」機能を備える。従来の大画面端末で採用されていた「グリップセンサー」機能はないが、画面をなぞってディスプレイ点灯し、端末を振って消灯する「スイープオン」と「シェイクオフ」の各機能は搭載。「片手ですべて完結するように」設計した。

外観

 ピンクを中心にした4色展開のカラーバリエーションも特徴。端末サイドのフレーム部分は各カラーバリエーションに合わせた色で蒸着塗装風に仕上げている。また、背面のスピーカー部は塗装後に穴開け加工し、小さな穴でも“塗装溜まり”ができないような工夫を施した。端末を平置きした際にスピーカーが完全に覆われて聞こえにくくならないよう、小さな突起をスピーカー下部に設けるといった細かな配慮も見られる。

シャープの独自機能「Passtock」

 同時に発表されたタブレット端末「AQUOS PAD SHT22」とのデータ交換が容易に行える「Passtock」に対応している。あらかじめペアリング設定した端末同士で写真や動画、Web URLなどを自動でやりとりできるほか、タブレットでWebブラウジングしている時に見つけたお店の電話番号などを「AQUOS PHONE SERIE mini SHL24」に送信してすぐに電話をかける、といった使い方ができる。

 送受信にはBluetoothとWi-Fi Directの技術を用いており、Bluetoothで送り先の端末がスリープ時でも受信可能な状態にし、Wi-Fi Directで実際のデータを送る仕組みとなっている。

主な仕様

 チップセットはクアルコムSnapdragon 800ファミリーの「MSM8974」で、2.2GHz駆動のクアッドコア。メモリーは2GB、ストレージは16GB。外部メモリは最大64GBのmicroSDXCカードまで対応。おサイフケータイ、NFC、ワンセグ、赤外線通信、Bluetooth 4.0(Bluetooth Low Energy対応)、Wi-Fi(IEEE802.11a/b/g/n/ac、11acのビームフォーミングは非対応)、テザリング(最大10台)、防水に対応する。

 主にコンパクト化を目指してアンテナを省いたことから、フルセグには非対応。防塵については、キャップレスとしたmicroUSB端子部が「シャープの基準で」十分な防塵性能を発揮できないため、こちらも非対応となっている。音楽再生では、96kHz/24bitなどのいわゆる「ハイレゾ」には対応しない。

 SIMカードの形状はnanoSIM。内蔵バッテリーは取り外せない。OSはAndroid 4.2。通信方式は下り最大150Mbps(理論値)のLTEのほか、グローバルパスポートでLTE/GSM/GPRS/UMTSをサポートする。大きさは約63×124×9.9(最厚部10.3)mm、重さは約115g。ボディカラーはピンク、ブルー、イエローグリーン、ホワイトの4色。

(太田 亮三/日沼諭史)