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富士フイルム、Wi-Fiでスマホ連携のデジカメに最新モデル

 富士フイルムは、コンパクトデジタルカメラの最新モデルを発表し、スマートフォンやタブレットとWi-Fiで連携できる機能を備えたモデルとして、「FinePix F1000EXR」「FinePix S1」「FinePix S9400W」「FinePix XP70」の4機種をラインナップした。発売日は、「FinePix F1000EXR」「FinePix S9400W」が2月8日、「FinePix S1」「FinePix XP70」が2月22日。

 価格はオープン価格で、店頭予想価格は「FinePix F1000EXR」が2万9000円前後、「FinePix S1」が4万7000円前後、「FinePix S9400W」が3万4000円前後、「FinePix XP70」が1万9000円前後。

「FinePix F1000EXR」
「FinePix S1」
「FinePix S9400W」
「FinePix XP70」

 「FinePix F1000EXR」「FinePix S1」の2機種は、今後配信されるスマートフォン・タブレット向けアプリ「FUJIFILM Camera Remote」に対応。アプリ側でリモート撮影が行えるほか、カメラ内の画像をアプリから閲覧したり、端末に取り込んだりできる。

 「FinePix S9400W」「FinePix XP70」の2機種は、リモート撮影には対応しないが、スマートフォン・タブレット向けに提供されているアプリ「FUJIFILM Camera Application」に対応し、アプリ側でカメラ内の画像の閲覧や端末への取り込みが行える。

 今回発表された4機種はいずれも、友達と画像をシェアしたいときに、友達の端末にインストールして利用する受信専用のアプリ「FUJIFILM Photo Receiver」に対応。また、家庭のWi-Fiルーター経由でパソコンに画像を自動的に保存できるパソコン向けアプリケーション「FUJIFILM PC AutoSave」に対応している。

 スマートフォン・タブレット向けのアプリはいずれもiOS、Androidに対応。パソコン向けの「FUJIFILM PC AutoSave」はWindows、Mac OS Xをサポートする。

 「FinePix F1000EXR」は、広角25mmからの光学20倍ズームレンズを搭載し、センサーは1/2型で1600万画素、裏面照射型「EXR CMOS II」センサー。高速なオートフォーカスも特徴。

 「FinePix S1」は、広角24mmから1200mmまでの光学50倍ズームレンズを搭載し、5軸手ぶれ補正を装備。センサーは1/2.3型で1640万画素の裏面照射型CMOSセンサー。92万画素の電子ビューファインダーや、防塵・防滴仕様も特徴になっている。

 「FinePix S9400W」は、広角24mmから1200mmまでの光学50倍ズームレンズを搭載し、5軸手ぶれ補正を装備。1/2.3型で1620万画素CMOSセンサーを搭載し、20万画素の電子ビューファインダーも搭載している。

 「FinePix XP70」は、「10m防水」「1.5m耐衝撃」「-10度耐寒」「防塵」という4つのタフネス仕様が特徴のデジタルカメラ。焦点距離を28mmに固定し動画を撮影するアクションカメラモードや、10コマ/秒の連写モード、フルHD動画撮影モードなども備えている。広角28mmからの光学5倍ズームレンズを搭載し、センサーは1/2.3型で1640万画素のCMOSセンサー。手ぶれ補正にも対応する。

太田 亮三