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京セラのタフネススマホ「TORQUE」、3月に国内で

 京セラは、タフネス仕様を備えた米国向けAndroidスマートフォンとして展開する「TORQUE(トルク、型番:SKT01)」を、3月下旬以降に日本国内で販売すると発表した。SIMロックフリーのスマートフォンとしてダイワボウ情報システムを通して販売され、NTTドコモのネットワークで利用できる。個人でも購入でき、店頭価格は10万円前後になる見込み。

 「TORQUE」は、米国で2013年3月に発売されたAndroidスマートフォン。米国防総省の規格、いわゆるMIL規格(MIL-STD-810G)に準拠し、防水・防塵性能のほか、高温や低温の環境への耐性、耐振動、防湿、塩水耐久などもサポートしたタフネス仕様となっている。OSはAndroid 4.2、CPUは1.2GHz駆動のデュアルコア(MSM8960)、ストレージは8GB、メモリは1.5GBとなり、外部メモリカードは最大32GBのmicroSDHCカードをサポートする。4インチ、480×800ドットのIPS液晶ディスプレイや800万画素カメラを搭載する。

 米国での発売時の仕様と比べ、Androidのバージョンが上がり、メモリやストレージが増加。カメラも500万画素から800万画素へと変更されている。京セラでは、800MHz帯と2GHz帯で、NTTドコモのLTEサービス(下り最大100Mbps、上り最大37.5Mbps)で通信できることを確認しているという。

 京セラ独自技術のスマートソニックレシーバーを備え、ディスプレイ部を振動させて通話中の声を伝える。作業用の手袋をしたままでも操作できるよう側面のハードウェアキーを押すだけで電話に出られる。また2つのスピーカーでは100dB以上の大音量で出力でき、工事現場など騒がしい環境でもハンズフリーで通話しやすいよう配慮されている。

 ダイワボウおよび京セラによれば、法人だけではなく、個人ユーザーでも購入できるとのこと。販路については量販店や通販サイトでも取り扱われる見通し。オープンプライスだが、価格は10万円前後になる見込み。この際、SIMカードは付属せず、端末だけの提供になる。

 昨年11月には「京セラ製のタフネススマホをドコモが法人向けに販売」と一部で報道されたものの「決まったものはない」と両社ともにコメント。「TORQUE」はSIMロックフリーの端末であり、京セラでは現在もその状況に変更はないとして、今回の販売はドコモへの参入というわけではないとしている。

(関口 聖)