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パナソニックのCATVモデムに新機能、スマホで番組持ち出しも

 パナソニックは、CATV事業者向けに提供する無線LAN対応のケーブルモデム「TZ-CMP01M」で、3月より新機能を追加する。USB接続のHDDへ録画できるようになるほか、スマートフォンやタブレットに録画番組を転送し、外出先で視聴できるようにする。

 「TZ-CMP01M」は、2013年9月に発売されたケーブルモデム。CATV事業者経由で提供されている。発表時点で「将来的にバージョンアップで対応する」とされていた、USB接続のHDDへの録画が可能になる。シーンの切り替わりを検知してチャプターマークを作成する機能、外出先からネット経由で録画予約できる機能などが利用できるようになる。

 また、USB接続のHDDへ録画した番組をスマートフォン、タブレットに転送できるようになる。番組録画時に、転送用コンテンツがあわせて作成されるため、録画が終了すると、すぐ転送できる。外出先では、ネットに接続できない状態でも視聴できる。

 iOS端末では、デジオンが新たに提供するiOSアプリ「DiXiM CATV Player Ver2.0.0」を利用することで、録画番組を転送などが可能になる。

関口 聖