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ソフトバンク、子どものリテラシー判定機能「ネットあんぜん検定」

 ヤフーとソフトバンクモバイルは、有害サイトから子どもを守ることを目的に提供しているフィルタリングアプリ「Yahoo!あんしんねっと for SoftBank」に、子どものインターネットリテラシーを判定する新機能「ネットあんぜん検定」を追加した。アプリをインストールしていれば、申込み不要で、無料で利用できる。

 「Yahoo!あんしんねっと for SoftBank」は、青少年のユーザーに対して、有害サイトへのアクセスを制限するフィルタリングアプリ。小学生から高校生までの幅広い年代を対象にしており、年代ごとに5種類のフィルタリングモードが選べる仕様になっている。

 アプリ内に今回新たに加わった「ネットあんぜん検定」は、総務省が青少年のインターネットリテラシー指標を表したILAS(Internet Literacy Assessment indicator for Students)に準じて、安心ネットづくり促進協議会で作成されたコンテンツで、新機能として追加されている。全21問のインターネットリテラシーに関連する検定問題と、全設問の回答内容に応じて、インターネットリテラシー判定結果、それに適した対策方法を紹介している。

 同社では、インターネットへのアクセス方法が多様化している中で、家庭での安全対策や、安全教育の重要性が高まっているとし、子供への教育の手助けとなるコンテンツとして、提供を開始することとなった。また、ソフトバンクモバイルとNPO法人企業教育研究会が教育のとりくみとして実施している「考えよう、ケータイ ~情報モラル授業プログラム~」においても、同機能を活用していくとしている。

川崎 絵美