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離島にたたずむケータイショップ

 「沖縄離島 15の春 旅立ち応援プロジェクト」の取り組みを取材するために北大東島を訪れた。沖縄本島から飛行機で1時間10分、船では14~16時間という。ここは沖縄本島の東、約360kmに位置する人口およそ530名の小さな離島。宿泊施設は2軒のみ、商業施設も少ないこの島に、ケータイショップなどないだろうと思っていたら、あった。

車屋さんと併設している。いわゆるキャリアショップではなく「au取扱店舗」という位置づけ
琉球エアーコミューター、1日1便
サンゴ礁が隆起してできた小さな島
豊かな自然
auは基地局が整備され、LTEエリアになっている。ドコモもLTEエリアになっていた
さっそくお邪魔してみる
お店の右半分はカー用品を扱っている。左半分がau
いわゆるケータイ売り場、きちんとしている
沖縄セルラーのキャラクター(KDDI非公認)auシカがいる
モックがずらり

 お店の方によると、ここでは製品の在庫は置いていない。モックを見て購入手続きをしたら、取り寄せて、携帯電話は空路で運ばれる。申込をして3日ほどで受け渡しができるようになるとのこと。北大東島では、AQUOS PHONEシリーズ、Xperiaシリーズが人気なのだとか。

Wi-Fi WALKER WiMAX2+(HWD14)も扱っている
南・北大東島がエリア化したときのポスター
店内のこのテーブルで諸々の手続きを行う
キャッシュバックも
お店のむかい側。とてものどか

 遠く離れた離島においても、エリア整備を行い、充実とまではいかないが販路も用意している。沖縄セルラーは“地元に愛されている企業”と言われているが、離島でのこうした努力がトップシェアに結びついているのだろう。

川崎 絵美