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電子マネーをバーコードでリアル決済、東京・新大久保の36店舗で

 ウェブマネーは、ダナルジャパンと協力し、スマートフォンを利用して店舗で決済ができるソリューション「Webar」(ウェバー)の提供を3月21日より開始する。東京のJR新大久保駅周辺の36店舗で利用できる。

 今回提供される「Webar」は、スマートフォンアプリを利用し、電子マネーをリアル店舗での決済に利用できるというもの。ユーザーは無料のスマートフォン向けアプリ「Weber」をインストールし、対応店舗の店頭で予め金額をチャージしておく。

 店舗で決済する際は、スマートフォンの画面に表示されるワンタイムの決済用バーコードを提示、店舗側が対応端末でバーコードを読み取れば決済が完了する。アプリでは利用履歴を確認でき、キャンペーン情報やクーポンの配信なども予定されている。アプリはiOS、Android向けが用意される。

 同ソリューションでは、店舗向けには「Weber m-POS」が用意される。ローコストに導入できるとしており、移動式店舗や小規模な店舗にも対応する。ウェブマネーは今回の取り組みにおいて、サーバー管理型電子マネーのノウハウと、ダナルが提供するバーコード決済の仕組み活用し、ソリューションとして提供する。

 3月21日~30日にかけて、新大久保駅周辺で「新大久保 ドラマ&映画祭」が開催されるのに合わせて、「Weber」のサービスも開始される。また、イベントとのコラボレーションや、チャージの増量特典、ウェブマネーブースでのチャージで韓流特別グッズ特典といった企画も用意されている。

太田 亮三