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ドコモとソフトバンク用の周波数、今春から拡大

 NTTドコモに割り当てられている1.5GHz帯と、ソフトバンクモバイル向けの900MHz帯のうち、これまで利用できなかった部分が今春、利用できるようになる。

総務省東海総合通信局の資料より

ドコモの1.5GHz帯

 ドコモによれば、4月1日より順次、東名阪における1.5GHz帯のサービスが、これまでの5MHz幅×2から15MHz幅×2(下り最大112.5Mbps)で利用できるようになる。その他の地域では既に15MHz幅でサービスを提供してきたが、東名阪ではデジタルMCA無線との兼ね合いで利用できない電波があった。3月末で引越しが完了し、ドコモの電波として利用できるようになる。

 これにより、東名阪では、通信容量が拡大することになり、新たに利用できる帯域は混み合う通信をさばく一助になる。

 ドコモでは、4つの周波数でLTEサービスを提供している。800MHz帯、2GHz帯で広さと容量、1.5GHz帯と1.7GHz帯で高速性と容量を追求する形としており、東名阪では1.7GHz帯で下り最大150Mbpsのサービスを提供している。

ソフトバンクの900MHz帯

 ソフトバンクの900MHz帯は、これまでMCA無線やRFIDタグ、パーソナル無線が利用していたため、割り当てられていた周波数のうち1/3(5MHz幅×2)しか利用できなかった。しかし4月からは3倍(15MHz幅×2)が全国で利用できるようになる。

 900MHz帯の拡大を受けて、ソフトバンクは今春、LTEサービスを提供する3つの周波数帯(900MHz帯、1.7GHz帯、2.1GHz帯)を「トリプルLTE」と呼び、サービスを提供する。準備が整った地域から提供されるとのことだが、現時点ではまだ具体的な日程は明らかにされていない。

(関口 聖)