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凸版印刷が電車の“中吊り広告”をアプリに

気になる記事はその場で購読

 凸版印刷とバンダイナムコグループのVIBEは、雑誌コンテンツの購入も可能なスマートフォン向け「中吊りアプリ」の提供を開始した。対応OSは、Android 4.0以降で、iOS版の提供時期は未定。アプリは無料で、アプリ内の雑誌コンテンツは1記事50円〜購入できる。

 「中吊りアプリ」は、電車内の雑誌の中吊り広告を、バーチャルな電車内空間をインターフェイスとして、中吊りの閲覧や気になる記事をタップして購入できるアプリ。記事の購入は有料だが、毎日1記事だけ、どの雑誌の記事でも無料で読めるクーポン機能や、アプリ内で使えるポイントが当たるスロット機能など、ゲーム要素も含まれている。また、SNS連携機能を備えている。

 スマートフォンのGPS機能を使った近隣書店の検索機能や、同社のグループ会社が運営する電子書店「BookLive!」へのリンクなどがあり、リアル書店・電子書店への誘導を図ることで、1冊単位での購入を後押しする狙いがあるとしている。

 サービス開始時点での主な掲載コンテンツは、光文社「FLASH」、主婦と生活社「週刊女性」、扶桑社「週刊SPA!」、東洋経済新報社「週刊東洋経済」、毎日新聞社「サンデー毎日」「週刊エコノミスト」、日本スポーツ企画出版社「週刊サッカーダイジェスト」、ハースト婦人画報社「MEN'S CLUB」など、12社14誌。コンテンツは今後も拡大していく。

 同アプリでは、中吊り広告を実施していない雑誌でも、オリジナルの広告を掲載することができるとしている。広告掲載料はもらわない方針とのこと。

 凸版印刷とVIBEは、出版社と読者の新たな接点を創出することを目指しているとともに、同サービスによる雑誌コンテンツ販売事業で2016年度には10億円の売り上げを目標としている。

(川崎 絵美)