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高速AF、心拍センサーを搭載、画面にはフッ素コート「GALAXY S5 SCL23」

 サムスン製「GALAXY S5 SCL23」は、5.1インチでフルHDの有機ELディスプレイ(Super AMOLED)に、スピーディかつ自動でフォーカスをあわせて撮影できる約1600万画素カメラを装備する。手にすると軽さが印象的なサイズ感に仕上げられている。GALAXYシリーズ初となる防水(IPX5/7)・防塵(IP6X)、ハイレゾ音源再生をサポートする。

 グローバルでも発表されたシマリーホワイト、チャコールブラックに加え、auオリジナルカラーとなるシャンパンピンクの3色が揃う(エレクトリックブルー、コパ−ゴールドは含まれない)。5月15日に発売される。端末の一括購入価格は7万円台前半、毎月割適用後の新規契約は1万円台前半、毎月割適用後の機種変更は3万円台前半となる。

シマリーホワイト
チャコールブラック
シャンパンピンク(auオリジナル)

 LTEとWi-Fiがどちらも繋がる場所では、2つのネットワークを同時に使うことで高速ダウンロードが可能になる「ハイブリッドダウンロード」機能を備えている。また、2本のWi-Fiアンテナを同時に利用する高速化技術「MIMO」に対応。YouTubeの再生や、映画や音楽といったコンテンツのダウンロードにおいて、約2倍の速さを実現するとしている。

約0.3秒のAF、ワイドなインカメラ

 約1600万画素カメラでは、約0.3秒と、スピーディかつ自動でフォーカスをあわせて撮影できる。また撮影後に、近焦点(後ぼけ)、遠焦点(前ぼけ)、パンフォーカスが調整できる。撮影中に、画面で確認しながらHDRの設定が可能となった。HDRは動画もサポートする。約210万画素のインカメラは、画角90度で、GALAXY Note 3よりも広角になり、友人などと自分撮りで撮影する際、より多くの人数が入りやすくなった。

撮影後の写真を近焦点(後ぼけ)に
撮影後の写真を遠焦点(前ぼけ)に
HDRオフ
HDRオン、全体が明るくなった
インカメラの比較。GALAXY Note 3(下)に比べてGALAXY S5(上)は広角

画面を白黒にするウルトラ省電力モード

 これまでサムスン製の機種のなかには、大規模災害発生時などでの利用を想定した緊急時長持ちモードを搭載するものもあったが、今回、GALAXY S5では「ウルトラ省電力モード」をサポートする。これは画面を白黒表示に切り替えて、画面が消灯中はパケット通信がオフになるというもの。

 緊急時長持ちモードとほぼ同等の機能だが、利用できるアプリの数として、ウルトラ省電力モードでは初期設定で4つ、ユーザーが選ぶものが2つとなっているのに対して、緊急時長持ちモードは初期設定が6つ(そのうち2つは入れ替え可能)、ユーザーが選べるものは1つとなっている。災害時のようなシーンに限らず“ちょっと電池が減ってしまった”といったシーンなど普段使いできるよう、ウルトラ省電力モードを新たに搭載することになったという。いずれのモードも電池残量10%の状態で1日はもつとされている。

 また、これまでのGALAXYシリーズに搭載されてきた緊急時長持ちモードは、設定解除に再起動する必要があったが、不要になった。

防水防塵、ディスプレイにフッ素コート

 端末全体として、IPX5/X7、IP6Xの防水防塵仕様を備えつつ、ディスプレイの表面にはフッ素コート加工が施される。画面に指紋が付きにくかったり、付いたとしてもすぐ落とせたりするほか水を弾きやすく、仮に濡れても、振って水を落とせる。

霧吹きで水をかけても弾きやすいフッ素コート加工
裏蓋の内側に防水のためのシリコンが施されている
USBポートの蓋はしっかり閉じておく必要がある
蓋の開閉をしなくても充電可能なスタンドが同梱されている

災害情報などをわかりやすく表示

 現在地にあわせて情報を表示する機能として「防災インフォ」「生活インフォ」が利用できる。防災インフォは、ユーザーの現在地にあわせて地震や台風、大雨など、天災に関する警報・注意報を案内する。生活インフォは花粉、PM2.5、黄砂、紫外線、熱中症など天候などにまつわる情報を、現在地にあわせて配信する。

生活インフォの画面

指紋認証対応、プライベートモードも

 セキュリティ関連の機能も拡充が図られた。1つは指紋認証センサーの搭載だ。ロック画面解除のほか、Samsung Appsでの認証、PayPalで決済する際の認証手段として指紋を使うことができる。

ホームボタンに指紋認証センサーが搭載された

 プライベートモードも設定でき、人に見せたくない写真、動画などを指定できる。プライベートモードのロック解除は、指紋、PIN、パスワード、パターンから選択できる。ロックをかけられるアプリはギャラリー、ビデオ、ミュージック、ボイスレコーダー、マイファイルの5つ。

ヘルスケアにも活用

 背面には心拍数モニター(Heart Rate Monitor)用のセンサーが用意され、指を当てて心拍数を計測できる。あわせて提供される周辺機器で、リストバンド型の「Gear Fit」「Gear 2」では運動中の心拍数を記録することもできる。

 計測した心拍数、あるいはユーザーが手入力した食事情報、歩数計機能による情報などは「S Health」で確認できる。「S Health」では、歩数の世界ランキングが表示され、モチベーションを高める要素が盛り込まれている。

背面の計測センサーに指をあてる
測定中
測定結果
歩数や距離、消費カロリーも計測できる

主な仕様

 大きさは73×142×8.3mm、重さは147g。OSはAndroid 4.4、チップセットはMSM8974AC(2.5GHz駆動、クアッドコア)、メモリ(RAM)は2GB、ストレージ(ROM)は32GB。外部メモリとして最大128GBのmicroSDXCカードをサポートする。LTE(キャリアアグリゲーション対応)方式、およびWiMAX 2+対応だが、発売時点では非対応となり、5月下旬に実施されるアップデートで対応する。SIMカードはmicroサイズ。

 おサイフケータイ(NFC/FeliCa)、ワンセグ、Bluetooth 4.0、Wi-Fi(11ac対応)、防水・防塵、高速充電規格(QuickCharge 2.0)といった機能も備える。フルセグには非対応。

主な仕様
項目 内容
大きさ、重さ 約142×73×8.3mm、約147g
カラー shimmery WHITE、charcoal BLACK、champagne PINK
発売時期 2014年5月15日
OS Android 4.4.2
ディスプレイ 5.1インチ/有機EL Full HD Super AMOLED/1920×1080
CPU クアルコム MSM8974AC/クアッドコア/2.5GHz
メモリ(RAM/ストレージ) 2GB/32GB
カメラ 約1600万画素 CMOS
インカメラ 約210万画素
microSDXC ○(最大128GB)
Wi-Fi(無線LAN) IEEE 802.11a/b/g/n/ac MIMO
通信方式 LTE(CA対応)/WiMAX 2+/3G/GSM
通信速度(下り最大/上り最大) LTE(150Mbps/確認中)/WiMAX 2+(110Mbps/確認中)
ワンセグ/フルセグ ○/×
おサイフケータイ
NFC
防水/防塵 ○/○
DLNA/DTCP-IP 確認中
テザリング ○(最大10台)
Bluetooth V4.0
赤外線通信 ×
待受時間(3G/CDMA) 約480時間
待受時間(4G) 約450時間
通話時間(3G/CDMA) 約1170時間
バッテリー容量 2800mAh
専用ケース「S Viewカバー」は小窓に合わせて画面が切り替わるセンサーが搭載されている
裏蓋をはずしてピッタリ取り付けるタイプ
Gear 2
Gear Fit

(関口 聖/川崎 絵美)