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120fpsスロー撮影対応、見やすさにもフォーカスした「URBANO L03」

 「URBANO L03」は、京セラ製のAndroidスマートフォン。URBANOシリーズ最新機種となる今回は、5インチ、フルHDディスプレイを備えるなど、ハードウェアの性能を引き上げつつ、利用者に合わせて切り替えられる特徴的なホームアプリを4つ用意するなど使いやすさにも配慮して、幅広い層のユーザーにマッチするスマートフォンに仕上げられた。

独自のホームアプリ、見やすさ意識

 これまでURBANOでは、Androidの標準ホームアプリとシニア向けの「かんたんメニュー」、京セラオリジナルの「エントリーホーム」の3種類を用意してきたが、KDDIが新たに提供を開始する「au ベーシックホーム」も追加。計4つのホームアプリを利用できるようになった。これらのホームアプリは京セラが独自に開発した専用切り替えアプリを用いて、使いたいホームアプリにすばやく切り替えられる。

 4種類のうち「エントリーホーム」は、これまでのURBANOシリーズにも搭載されてきたが、よりスマートフォン入門者向けに特化し、いくつかの変更が加えられた。ホーム画面とメニュー画面が左右にスクロールしないのは従来通りで、画面上部のバッテリー残量や電波強度を示すピクトを従来比1.5倍のサイズにすることで、フィーチャーフォンから初めてスマートフォンに機種変更したユーザーにとってわかりやすい画面デザインとした。

 また、ホーム画面下部にはよく使うアプリや連絡先を3件まで登録できるショートカット機能も用意している。ホームアプリとは関係なく、メールやSMSといった利用頻度が高いと見られるコミュニケーションアプリについても、文字サイズの初期設定を「大」とし見やすさをアップ。さらに、さまざまなシーンですぐに呼び出して画面の一部を拡大表示できる「拡大鏡」機能も備える。

フィーチャーフォンの機能が復活

 フィーチャーフォンでおなじみだったものの、これまでスマートフォンにはあまり搭載されてこなかった機能も新たに追加された。電話・通話機能に関連するものとしては、「着信応答保留」「通話音声メモ」「通話料金表示」「海外ローミング中着信拒否」の4種類、さらに着信音を鳴らさず相手に伝言メモを残せる「ドライブモード」、「充電開始/終了音」も用意される。従来からある「簡易留守メモ(伝言メモ)」と「サイレントマナー」も引き続き利用できる。

120fpsのスロー撮影もOK、TORQUEと同等の耐衝撃性能も

 約1300万画素CMOSカメラは、センサーモジュールに「Exmor RS for mobile」を採用。フレームレート120fpsで撮影し、30fps(1/4)の速度で再生できるスローモーションムービー機能を利用できるほか、夜景と人物をそれぞれ別個に撮影して合成できる機能などを搭載する。端末側面にあるカメラキーで手軽に撮影可能だ。

 同時に発表された「TORQUE G01」と同等の耐衝撃性能を備えるのも特徴。米国防総省が策定したMIL-STD-810G規格における“高さ約1.22mから26方向での落下衝撃性能”を満たす仕様としており、発表会の展示会場では、新素材「Dragontrail X」採用のディスプレイガラスの耐久力を確認できる器具を用い、その頑丈さを証明していた。

クレードル同梱、専用カバー装着時も充電OK

 USBポートはキャップ付きとなるが、同梱の専用クレードルで簡単に充電できる。前面カバーに小窓が付いた専用ケース「Window Case」も別売りされるが、ケースを装着した状態であってもクレードルにセットして充電できるようになっている。

 この「Window Case」は折りたたみ型で、端末全体を傷などから守りながらも、前面のカバーに開いた小窓からディスプレイの一部が見える。カバーした状態で端末のハードウェアキーを押すことができ、ワンプッシュで日時を、もう一度プッシュすると当日の天気や歩数などの情報を小窓から見ることが可能だ。また、電話着信時には小窓内に発信元の電話番号などが表示される。

Qi対応モデルも別途用意

 充電は同梱のクレードルかUSBケーブル経由となるが、Qi規格のワイヤレス充電対応モデルも別途発売される。Qi対応モデルは非対応モデルと比べ、厚みで0.4mm、重さで約5gほど増えることになる。実機を持ち比べてみたところでは、“言われてみれば違いがわかるかもしれない”という程度の差だった。

 同社担当者いわく、ワイヤレス充電機能は「ニーズが少なからずある」ものの、わずかな重み、厚みの差が気になるユーザーも多いことから、別モデルとして発売することにしたという。なお、Qi対応モデルはパープルブラックのボディカラーのみ用意される。Qi非対応モデルと対応モデルの発売日は、同時期になるかどうかは未定。

主な仕様

 大きさは70×140×9.9mm、重さは約154g。OSはAndroid 4.4、チップセットはMSM8974AB(2.3GHz駆動、クアッドコア)、メモリ(RAM)は2GB、ストレージ(ROM)は16GB。外部メモリとして最大64GBのmicroSDXCカードをサポートする。LTE(キャリアアグリゲーション対応)方式、およびWiMAX 2+に対応する。SIMカードはnanoサイズ。

 おサイフケータイ(NFC/FeliCa)、ワンセグ、Bluetooth 4.0、Wi-Fi(11ac対応)、防水・防塵、高速充電規格(QuickCharge 2.0)といった機能を備える。なお、Qi対応モデルではワイヤレス充電時も急速充電が可能。ボディカラーはパープルブラック、アイビーグリーン、ピンクゴールドの3色。

主な仕様
項目 内容
大きさ、重さ 約140×70×9.9mm、約154g
カラー パープルブラック、アイビーグリーン、ピンクゴールド
発売時期 2014年7月上旬
OS Android 4.4
ディスプレイ 5.5インチ/TFT液晶/1920×1080
CPU クアルコム MSM8974AB/クアッドコア/2.3GHz
メモリ(RAM/ストレージ) 2GB/16GB
カメラ 約1300万画素 CMOS
インカメラ 約97万画素
microSDXC ○(最大64GB)
Wi-Fi(無線LAN) IEEE 802.11a/b/g/n/ac
通信方式 LTE(CA対応)/WiMAX 2+/3G/GSM
通信速度(下り最大/上り最大) LTE(150Mbps/確認中)/WiMAX 2+(確認中/確認中)
ワンセグ/フルセグ ○/×
おサイフケータイ
NFC
防水/防塵 ○/○
DLNA/DTCP-IP 確認中
テザリング ○(最大10台)
Bluetooth V4.0
赤外線通信
待受時間(3G/CDMA) 約730時間
待受時間(4G) 約700時間
通話時間(3G/CDMA) 約1480分
バッテリー容量 3000mAh

(関口 聖/日沼諭史)