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Pluto、消費電力を監視して家電をON/OFFできる電源タップ

スマホでのリモコン操作、遠隔モニタリングにも対応

 Plutoは、電力データをトリガーに家電製品をリモコン操作できる「Plutoタップリンク」の販売を開始した。価格は2万9800円(税込)。

(左から)「Plutoステーション2」と「Plutoタップ」

 同社では、スマートフォンから家電製品をリモコン操作できるようにする「Plutoステーション」を販売してきたが、今回の「Plutoタップリンク」は消費電力の計測機能を備えた電源タップ「Plutoタップ」と同タップとの無線通信機能が追加された「Plutoステーション2」をセットにした製品。

 PlutoタップとPlutoステーション2の間はIEEE 802.15.4(独自プロトコル)で通信しており、例えば、Plutoタップに接続しているトースターが使われ、電力を消費していることを探知すると、ブレーカーが落ちないように、Plutoステーション2が赤外線リモコン機能を使ってエアコンをOFFにする、といった連携ルールの設定が可能。反対に電気ポットのお湯が沸いて電力を消費しなくなったら、ランプをつけてその旨を通知するなど、さまざまな応用が考えられる。

 スマートフォンやタブレットからWebブラウザを使用して消費電力を監視することも可能で、外出先で電源の切り忘れを確認できるほか、実家の両親の見守りなどにも活用できる。

「Plutoタップリンク」の活用方法

 タップは4個口、長さ約2m、15A・125V(合計1500Wまで)という仕様。大きさは約185×68×38mm、重さは約320g。ステーションは有線LANでネットワークに接続する必要があり、大きさは約110×82×33mm、重さは約88g。ACアダプターで動作する。

湯野 康隆