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4.3インチ液晶のコンパクトスマホ「Xperia A2 SO-04F」

 ソニーモバイル製の「Xperia A2 SO-04F」は、コンパクトなボディに仕上げられたNTTドコモの2014年夏モデル。6月中旬に発売される予定。月々サポートを適用した店頭想定価格は、新規、MNP、機種変更のいずれでも4万円程度になる見込み。各種キャンペーンや月々サポートを適用した際の実質価格は、新規契約で約3万円、MNPで約2万円、機種変更で1万円を切る見通しとなる。

 ハードウェアは2013年冬モデルの「Xperia Z1 f SO-02F」をベースにしており、ディスプレイのサイズ、解像度やカメラの画素数などのスペックは共通している。同様の理由で、「Xperia Z2」など他の夏モデルでサポートするVoLTEや急速充電2には非対応。一方で、「Xperia Z2」とは、色の再現性などカメラ機能で共通する部分もあり、たとえばオート設定での撮影では色温度が調整され、食べ物なども温かみのある色になりやすくなった。静止画に加えて動画でも利用できる「ARエフェクト」などもサポートする。

 外観は、手に馴染みやすいラウンドフォルムのアルミフレームを採用。背面にはXperia Z1、Z1 f、Z2などと異なり、マットに仕上げられた樹脂が用いられている。Xperia Z1 fの派生機と呼べるが、ラインナップの中の位置づけとしては、昨年の夏モデルで「ツートップ」として販売された「Xperia A SO-04E」の後継機に近いという。

1/2.3型センサーを搭載したカメラ機能

 カメラのセンサーには、1/2.3型の「Exmor RS for mobile」が採用される。画素数は2070万画素。シーンに合わせて自動で最適な設定で撮影する「プレミアムおまかせオート」にも対応する。F値2.0の「Gレンズ」や、画像処理エンジン「BIONZ for mobile」を搭載するなど、カメラの基本機能はXperia Z1、Z2と同等だ。

 搭載されるカメラアプリは「Xperia Z2 SO-03F」に近く、2枚の写真を撮ってあとから背景のボケ具合を調整できたり、動画サービスの「Vine」をプリインストールしていたりといった特徴がある。カメラから、新たなアプリをインストールすることも可能となる。

ノイズキャンセリングなどには非対応

 音楽再生には「Walkmanアプリ」を使用するが、Xperia Z2が対応していたノイズキャンセリング機能は非対応。音質を自動で設定する「Clear Audio+」や、異なる音量の楽曲を調整する「ダイナミックノーマライザー」には対応する。Walkmanアプリは、ソニーの定額音楽サービス「Muisc Unlimited」が統合されており、ローカルの楽曲とオンラインの楽曲をシームレスに再生することができる。

 同様に、「アルバム」「ムービー」といったソニー製アプリを内蔵しており、こちらは「PlayMemories Online」や「Video Unlimited」といったサービスをスムーズに利用できる。なお、展示されていた端末に搭載されていたこれらのアプリはバージョンが古いものになっていたが、発売時には最新の状態にアップデートされているとのこと。ソニーモバイルは4月30日に2013年2月以降に発売されたXperiaに対して、アプリのアップデートを行っているが、UIや機能はこれと同等になる。

4.3インチのディスプレイは省電力仕様

 4.3インチのディスプレイは解像度が1280×720ドットとなっており、Xperia Z1 fと同様、液晶にメモリを搭載して映像を記録し、消費電力を削減する仕組みが取り入れられている。これによって、LTEで連続450時間という待受時間を実現した。

 待機中の通信などのアプリの動作を制御し、消費電力を削減する「STAMINAモード」も搭載する。このほか、Xperia Z1 fにはなかった機能として、「緊急時省電力モード」に対応する。これはドコモ共通の取り組みで、緊急時に機能を絞ってバッテリーを長持ちさせるモードとなる。

「POBox+」対応で、ソフトウェアはAndroid 4.4ベースのものに

 文字入力では、入力ミスを訂正する予測変換機能などが利用できる「POBox+」が利用できる。設定メニューも整理されており、キーボードの切り替えなどを簡単に行えるのも特徴だ。

 また、OSがAndroid 4.4になったことに伴い、UIも発売中のXperiaから一部変更されている。具体的には、通知レイアウトが大きく変わり、通知を開くと「通知」と「クイック設定ツール」の2つに分かれることになった。設定ボタンは、このクイック設定ツールにまとめられている。

 電池や各種機能のピクトも、新しいデザインのものが採用されている。

主な機能・スペック

 OSはAndroid 4.4で、チップセットはMSM8974(2.2GHz駆動のクアッドコア)、メモリ(RAM)は2GB、ストレージ(ROM)は16GB。カメラは約2070万画素。大きさは約128×65×9.7mm、重さは138g。バッテリー容量は2300mAh。ボディカラーはLavender、White、Gray black、Orangeの4色。防水防塵、おサイフケータイ(FeliCa/NFC)、ワンセグ、Wi-Fi(11ac対応)、Bluetooth 4.0、ANT+、DLNA/DTCP-IP、緊急省電力モード、シンプルメニュー、かんたんテザリング、プリンタ連携をサポートする。

項目 内容
大きさ、重さ 約128×65×9.7mm、約138g
カラー Lavender、White、Gray black、Orange
発売時期 2014年6月中旬
OS Android 4.4
ディスプレイ 4.3インチ/トリルミナスディスプレイ for mobile/1280×720
CPU クアルコム MSM8974/クアッドコア/2.2GHz
メモリ(RAM/ストレージ) 2GB/16GB
カメラ 約2070万画素 CMOS
インカメラ 約220万画素 CMOS
microSDHC/SDXC ○/○(最大128GB)
Wi-Fi(無線LAN) IEEE 802.11a/b/g/n/ac
通信方式 LTE/3G/GSM
通信速度(下り最大/上り最大) Xi(下り最大150Mbps/上り最大50Mbps)
ワンセグ/フルセグ/NOTTV ○/×/×
おサイフケータイ
NFC
防水/防塵 ○/○
DLNA/DTCP-IP/DTCP+ ○/○/未定
テザリング
Bluetooth V4.0
赤外線通信
待受時間(3G) 約500時間
待受時間(LTE) 約450時間
通話時間(LTE/3G) ―/約580分
バッテリー容量 2300mAh
VoLTE
急速充電2
非常用節電機能
緊急省電力モード
HDコンテンツサービス提供開始(dビデオ)
SDコンテンツ高速ダウンロード(dアニメストア)
シンプルメニュー
シンプルホーム
かんたんテザリング(WPS接続)
ANT+
プリンタ連携
お風呂防水

【お詫びと訂正】
 初出時、機能一覧表にて「フルセグは発売後に機能バージョンアップで対応」と記載しておりましたが、対応の予定はありません。お詫びして訂正いたします。

(関口 聖/石野 純也)