重低音再生を実現するソニーのBluetoothスピーカー「SRS-X3」

　ソニーは、スマートフォンの音楽を高音質で楽しめる小型のワイヤレススピーカー「SRS-X3」を6月21日に発売する。本体カラーはホワイト、ブラック、レッドの3色が揃う。オープン価格で、市場想定価格は1万5000円前後。

「SRS-X3」

　SRS-X3は、スマートフォンとBluetoothで接続して、端末内の音楽再生が可能な、小型のワイヤレススピーカー。NFC対応のスマートフォンをかざして、Bluetoothペアリングが簡単に行える。スマートフォンと接続することでハンズフリー通話も可能。実用最大出力20W、対向配置型パッシブラジエーターを搭載し、“存在感のある”重低音再生を実現するとしている。また、オーディオメーカーとしてのソニー独自のデジタル信号処理技術を組み合わせて高音質を表現する「ClearAudio＋」を搭載している。

内部構造イメージ。前面（左）/背面（右）

　インテリアに調和するフレームの美しさを追求したとして採用した「Definitive Outline（ディフィニティブアウトライン）」デザインは、12辺のフレームの角を面取りのように処理してなめらかな稜線に仕上げている。これにより見た目の美しさだけではなく、角部で音波が反射する回折現象が低減され、音質面でも効果が得られるという。

キャリングケース「CKS-X3」

　リチウムイオンバッテリーを内蔵しており、フル充電で最長約7時間の再生が可能。本体サイズは185×67×66mm、重さは約850g。USB ACアダプターとmicroUSBケーブルが同梱されている。このほか、別売となるが専用のキャリングケース「CKS-X3」（3000円前後）も6月21日に発売される。