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スマホ所有率は56.5%、MVNOのシェア1位はIIJ――MMD調査

 MMD研究所(MMDlabo)は、携帯電話を所有するユーザー約3万人を対象にした、端末購入に関する定点調査レポートの4月分を発表した。調査は4月10日~13日にインターネットを通じて実施され、有効回答数は3万993人。

 同調査によれば、4月のスマートフォン所有率は全体の56.5%になった。約半年前の2013年11月では50.9%だった所有率が、今回、5.6ポイントの増加を記録した。過去の調査では、2012年11月~2013年11月の1年間では1.8%の増加だったが、今回はそのペースを大幅に塗り替えた。

 年齢層別に見ると、10代(15歳~19歳)では84.5%と高い割合でスマートフォンが行き渡っており、20代(20歳~29歳)は74.2%、30代(30歳~39歳)は62.8%と、年齢が高くなるにつれて、徐々にスマートフォンの比率が下がる。60代でのスマートフォン所有率は27.5%になっている。

 MVNOの利用率は0.6%となった。これはイー・モバイル(0.3%)よりも多い数値。MVNOのうち、IIJが20.5%、OCNが18.3%、日本通信が11.9%、BIGLOBEが11%、楽天ブロードバンドが6.4%になっている。

関口 聖