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グーグルのウェアラブル、Android Wear搭載の新デバイスを発表

Google Glassも改善、自動車なども

 グーグルは、ウェアラブル端末向けのソフトウェアプラットフォーム「Android Wear」搭載の腕時計型デバイス3機種を発表した。サムスン、LG、モトローラが手がけるもので、Google Playの日本語サイトではLG製の「G Watch」が購入可能(2万2900円、税込)で7月4日発送開始と案内されているほか、サムスン製の「Gear Live」(2万2000円)は近日発売となっている。モトローラ製品はグローバルで今後、数カ月で登場する予定。

G Watch

 LG製の「G Watch」は、腕時計型のAndroid Wear端末。防水防塵(IP67)性能を備える。1.65インチ、280×280のIPS液晶ディスプレイを装備し、常に点灯して時刻や天気予報などを確認できる。もし航空便を利用する際には、フライト時刻やゲート情報なども告げてくれる。音声認識対応で「OK Google」と呼び掛けて食べ物のカロリーを調べたり、テキストを入力して送信したりできるという。画面上には市販の時計用バンドを使うこともできる。

 Android 4.3以降搭載のスマートフォン、タブレットと連携して利用できる。なお、グーグルでは互換性をチェックできるサイトも用意しており、手持ちのスマートフォンやタブレットで互換性チェックサイトを訪れると、「G Watch」を利用できるかどうか確認できる。

 大きさは37.9×46.5×9.95mm、重さは63g。バッテリーは400mAhで、1回の充電で終日持つ、とされている。1.2GHz駆動のCPUや4GBのストレージ、512MBのメモリ(RAM)、加速度計やコンパス、ジャイロスコープといったセンサーを搭載する。Bluetooth 4.0(Low Energy)もサポートする。ブラックチタンとホワイトゴールドの2色が用意されている。充電クレードルも同梱される。

Gear Live

 サムスン製の「Gear Live」もAndroid Wear搭載の腕時計型デバイスで、防水・防塵(IP67)やCPUなど「G Watch」とほぼ同じスペックながら、ディスプレイなどで若干の違いがある。

 大きさが37.9×56.4×8.9mm、重さが59g。バッテリーは300mAhで、G Watchより少ない一方、全体ではわずかに軽い。また加速度計やコンパスなどはG Watchと同じく備えつつ、こちらには心拍数モニターが用意されている。

 バッテリーの持ちは1日使用、と案内されている。ディスプレイは1.63インチ、320×320どっとのSuperAMOLED(有機EL)となる。ストレージやメモリ、CPUはG Watchと同等で、1.2GHz駆動のCPU、4GBのストレージ、512MBのメモリとなる。Bluetooth 4.0もサポートする。

 機能面では、メール確認や通知の設定、フライト情報の確認、「OK Google」と話しかけて操作するなど、Android Wearとしての機能を備える。

Google Glassに2GBメモリ版

 Explorer Programとして米国に限定する形で、試験的に提供されているウェアラブルデバイスの「Google Glass」は、24日、英国でもExplorer Programがスタートすることになった。また、メモリを倍増した2GB版の提供が開始された。

 写真と撮る際の手順として、ビューファインダー機能(viewfinder)が用意され、より手軽に撮影できるようになった。Google Now関連で駐車場情報などをGoogle Glassで参照する、という機能もサポートされた。サードパーティーのアプリの拡充も発表されている。

自動車やテレビなども

 25日に米国で開催された開発者向けイベント「Google I/O 2014」にあわせ、自動車用のシステムで、Androidスマートフォンと連携し、ナビゲーションや楽曲再生などが可能な「Android Auto」も発表された。

 またテレビ用プラットフォーム「Android TV」も発表されている。

(関口 聖)