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Bluetoothの屋内位置情報ビーコン「TAGCAST」、半年無料でサービス開始

 タグキャストは、GPSの届かない屋内でも位置情報サービスを利用できるようにする、Bluetoothを利用したビーコン「TAGCAST」(タグキャスト)の提供を7月1日より開始する。利用料は月額500円。受付開始を記念し、半年間はビーコンの利用料が無料になるキャンペーンを実施するほか、集客サービスやクラウドサービスも無料で提供され、O2Oのテストマーケティングを行う企業が効果の測定や分析を行えるとしている。

「TAGCAST」とサービス

 「TAGCAST」はBluetoothを利用するビーコンで、iOS、Androidに対応。約10mの範囲をカバーでき、電池で約1年間駆動する。電波距離の制御や、多くのユーザーからのアクセスに対応する機能、日本製の高品質なハードウェアを特徴としている。

 導入する店舗や企業は、アプリ上で、GPSと同じ感覚でビーコンの位置情報を扱えるとする。アプリに具体的なデータを配信する「TAGCASTクラウド」は無料で利用でき、同じく無料で提供されるTAGCAST-SDKを利用して、TAGCAST対応アプリを作成できる。

 ユーザーは対応アプリを起動するだけで、位置に応じた情報が画面に表示され、近づくと案内やクーポンを受けるといったサービスを受けられる。サービスへの採用イメージとして、地図やフロアガイド、チェックインクーポン、美術館や博物館での案内、広告やデジタルサイネージとの連携、宝探しなどのアトラクション、決済と連携させたチェックインサービスなどが挙げられている。

 タグキャストではまた、「TAGCAST」による屋内位置情報に対応したスポットを「TAGCASTマップ」に掲載する集客支援サービスも用意している。

 同社は3月に東京・渋谷の地下で実施された実証実験に参加しており、公共性の高い設備や施設での実験にも採用されている。今後はウェアラブルなど新たなTAGCASTビーコンを開発する方針も示されている。

店舗設置イメージ

(太田 亮三)