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内線子機にも、防水防塵の法人向けPHS「BISINESTA 301JR」

 ワイモバイルから発売される「BISINESTA 301JR」は、日本無線製の法人向けPHS端末。企業内PBXと連携することで内線子機としても利用でき、オフィスの固定電話機とケータイ間の定額料金で通話が可能。本体カラーはホワイト1色のみ。8月1日から提供が開始される。

「BISINESTA 301JR」

 301JRは、オフィスや病院、店舗などの企業向けにビジネス利用を想定して販売される、ストレートタイプのPHS端末。2008年発売の「WX330J」の後継となる機種で、内部のスペックも強化されているという。主に法人向けではあるが、個人で購入することも可能。

 内線用の電話機として使える自営標準第2版に対応している。企業内のコードレスシステムに対応したPBXに登録することで、オフィス内子機としての利用ができる。また外出先でも内線番号のみで呼び出しが可能。オフィスの固定電話機とケータイ間で定額料金での音声通話もできる。一般家庭向けのコードレス電話機での採用例もある自営標準第3版には対応しない。基地局を介さないトランシーバーモードで日本無線端末同士を接続し、電話帳などを交換することもできる。

通話品質アップ

 安定した通話品質のため、内蔵型アンテナに加え、引き出し型のアンテナを搭載しているほか、ノイズキャンセラ―機能により雑音が低減される。PHSのデジタル音声処理部分がリニューアルされ、通話の音声がより聞きやすくなっている。

 本体上端に大きなストラップホールに使える穴がデザインされている。この穴の左側には逆L字型のアンテナが内蔵され、右側には引出型のアンテナが搭載されている。逆L字型の内蔵アンテナは、その一部がメイン基板からはみ出る形で実装されているとのことで、より感度が高まるように工夫されている。

防水防塵をサポート

 防水(IPX5/IPX7)・防塵(IP5X)性能をサポートしており、病院や飲食店、工事現場などの水濡れや埃が気になる場所でも利用しやすい仕様になっている。耐衝撃の規格はサポートしていないが、ある程度の耐衝撃性能は確保されている。カメラは非搭載。カメラの持ち込みが制限されている場所でも有効的としている。

主な仕様

 このほかビジネス用途として、日報や勤怠管理に利用できるブラウザや、通話録音、ICレコーダー、赤外線通信機能、Javaアプリなど、便利な機能を備えている。また、紛失時に遠隔からロックがかけられる「リモートロック機能」や、時間帯別に機能を利用制限する「管理者ロック機能」に対応している。

 災害発生時にメールで知らせる「緊急速報メール」や、迷惑電話を自動で判別・警告するネットワークサービス「モバイル迷惑電話チェッカー」に対応する。

 2インチの液晶ディスプレイを搭載。約2.5時間でフル充電となり、連続通話時間は約5.5時間、連続待受時間は約700時間。本体サイズは135×44×12.8mm。重さは94g。

 卓上ホルダでの充電に対応するが、卓上ホルダは別売りとなる。卓上ホルダなどのアクセサリ商品はソフトバンクコレクションでも販売される。

主な仕様
項目 内容
通信方式 PHS方式(1.9GHz)
大きさ、重さ 約135×44×12.8mm、約94g
カラー ホワイト
液晶画面 2インチ
解像度 240×320ドット QVGA
連続通話時間 約5.5時間
連続待受時間 約700時間
ブラウザ
JAVA
Flashプレイヤー
赤外線通信
Bluetooth
カメラ
防水 ○(IPX5/IPX7)
防塵 ○(IP5X)
耐衝撃
Eメール
POP3/SMTP対応
ライトメール
リモートロック
管理者ロック
メモリーカードスロット
イヤホンジャック ○(別売のイヤホン変換ケーブルが必要)
その他機能 通話録音、ICレコーダー、緊急速報メール、モバイル迷惑電話チェッカー、モデム機能
SAR値 0.21W/Kg

(川崎 絵美/白根 雅彦)