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タフネス・スマホ「DIGNO T 302KC」、MILスペックの耐衝撃性能も

 ワイモバイルが2014年夏に発売する新モデル「DIGNO T 302KC」は、京セラ製のAndroidスマートフォン。9月以降に発売される。価格は未定。

「DIGNO T 302KC」 ブラック

タフネスなDIGNO

 「DIGNO T 302KC」の最大の特徴は、防水、防塵、耐落下衝撃性能を備える点。IPX5/7の防水、IP5Xの防塵性能に加えて、米国国防総省が制定したいわゆるMILスペックのひとつ、「MIL-STD-810G Method 516.6:Shock-ProcedureIV」に準拠した規格の試験を実施しており、高さ1.22mからラワン材に対し、製品を26方向で落下させる試験を実施している。

 京セラが北米で展開、米キャリアのSprintから発売された「Hydro Icon」とデザインや仕様の共通点が多く、従来のDIGNOシリーズとは少々位置づけが異なる。たとえば、他社を含め、京セラのモデルは通知上にボタンやショートカットなどが多数配置されているが、このモデルは非常にシンプルで標準のAndroidとほぼ同じとなっている。「すぐ文字」のような機能にも非対応だ。一方で、ハードウェアには京セラの特徴的な技術がふんだんに盛り込まれている。

スマートソニックレシーバー搭載

 ディスプレイには京セラ製端末でおなじみの「スマートソニックレシーバー」を搭載。ディスプレイ全体が振動し音を伝え、騒がしい場所でも相手の声を聞きやすくなっている。サイズは約4.5インチ、960×540ドット(QHD)の液晶。メインカメラは約800万画素、インカメラは約196万画素のCMOSセンサー。外部メモリとして最大32GBまでのmicroSDHCカードを利用できる。

ツール・ド・東北スペシャルカラーも

 ボディカラーはブラック、ホワイト、ブルー、オレンジの4色に加えて、京セラが協賛する「ツール・ド・東北 2014」の開催を記念したスペシャルカラー、グリーンも用意される。

ホワイト
ブルー
オレンジ
グリーン

ワイモバイルならではの仕様

 ソフトウェアにはワイモバイルならではの仕様が取り入れられており、「ヤフオク!」や「Y!ボックス」などの各種アプリがプリインストールされている。また、ホーム画面を3種類内蔵しているのも特徴。標準ホームは「標準モード」と「エントリーモード」の2つに分かれており、これに加えて「Y!mobile Home」というホームアプリをプリインストールしている。

 Y!mobile Homeは、ホーム画面上部の検索ウィジェットがYahoo!Japanになっているほか、デザインの着せ替えなどにも対応する。よりGoogle色が薄くなったホーム画面と言えるだろう。ただし、デフォルトのホームアプリは標準ホームとなっており、Y!mobile Homeはユーザーが自ら切り替えて使う仕組みになっている。

主な仕様、通信モードについて

 チップセットは「MSM8926」で、1.2GHz駆動のクアッドコア。メモリは1.5GB、ストレージは8GB。Wi-FiはIEEE 802.11b/g/n(2.4GHz)で、Bluetooth 4.0をサポートする。OSはAndroid 4.4。

 国内の対応周波数は、LTE(FDD-LTE)およびW-CDMAが900MHz、2.1GHz、AXGPが2.5GHz。海外でも、LTE(FDD-LTE)およびW-CDMAが900MHz、2.1GHzとなっている。AXGPは下り最大76Mbps。

 なお、通信モードの切り替えについては「4G/3G」か「3G」の2つから選択する仕様となっており、FDD-LTEのみやAXGPのみで通信するといったことはできない。ワイモバイルから発売される端末だが、同社の保有するLTE、W-CDMA、PHSの周波数帯や通信方式には非対応。事実上、ソフトバンクモバイルのネットワークに接続する端末となる。また、同時に発表されたファーウェイ製の「STREAM S」とは異なり、このモデルにはSIMロックがかけられている。

 バッテリー容量は2000mAhで、バッテリーは背面のカバーを外して着脱が可能。連続通話時間、連続待受時間は計測中。大きさは約65×132×11.2mm。重さは約139g。

(太田 亮三/石野 純也)