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国内主要都市を3Dで再現、ゼンリンがUnity対応データを提供

 ゼンリンは、国内の主要都市を再現した、3Dモデルデータを制作、9月2日よりゲーム開発企業などに向けて提供する。9月2日~9月4日に開催されるゲーム開発者向けイベント「CEDEC2014」に出品される。

 今回提供されるデータは、ゼンリンがカーナビゲーション向けとして独自フォーマットで整備してきたものを、汎用性が高いフォーマット「FBX形式」に変換したもの。この形式は、スマートフォン向けゲームアプリなどの開発で多く使われているツール「Unity」などで利用できる。ゼンリンのサイトでは「Unity向け」とうたってアピールし、ゲームクリエイターにとっては自ら景観を制作することなく、ゲーム中にリアルな街並みを再現できるとしている。

 近く、Unityのオンラインストア「Unity アセットストア」において、秋葉原の街を再現したデータ「Japanese Otaku City」が無償で公開される。このデータは、秋葉原駅を中心に、約625×625mの範囲を再現したものだという。

関口 聖