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au、他社から乗換で下取りプログラム、既存ユーザー向けは増額

iPhone発売直前、他社施策に対抗

 KDDIと沖縄セルラーは、MNP(携帯電話番号ポータビリティ)で他社からauに乗り換えるユーザーに向けたキャンペーン「auにかえる割 Plus」で、旧機種を下取りに出して端末代金の割引やau WALLETポイントにする「下取りキャンペーン」を追加する。期間は9月16日〜11月30日。一方、既存ユーザー向けの下取りプログラムではiPhone 4/5/5s/5cの下取り価格が、11月30日まで増額される。

 今回の下取りプログラムの強化では、NTTドコモやソフトバンクモバイルのものに対抗する格好。金額面ではただし、他社は新料金プランを選ぶ形だが、auでは旧来の料金プランで下取りの恩恵を受けられるとしている。

MNPユーザー向けの下取りプログラム

 auでは9月12日にMNPで他社から乗り換えてくるユーザーに向けて、「auにかえる割 Plus」を提供すると発表。その内容は、新料金プランの「カケホとデジラ」を選んで新規契約すると、1万円相当のau WALLETへのチャージという特典が用意されるというもの。従来から提供されてきたプラン「LTEプラン」「LTEフラット」を選んだ場合は、月額基本料934円(税抜)が24カ月間、無料になる。これらの特典に加えて、新たに下取りプログラムが提供されることになった。

 下取り対象の機種はiPhoneシリーズ(3GS以降)やAndroidスマートフォン、フィーチャーフォンで、機種によって下取り価格が異なる。たとえば「iPhone 5」の64GBモデルは3万2400円相当、NTTドコモの「Xperia Z2」は4万3200円相当、フィーチャーフォンや大部分のAndroidスマートフォンは2万4840円相当となっている。

 利用時には、下取り金額の半額分がauの携帯電話購入代金から割り引かれる。残りの半額は一定期間後に、au WALLETとしてチャージされる。チャージ時期は、9月30日までに契約し2015年1月31日までにau WALLETカードを申し込んでいると2015年2月下旬、10月中に契約して2015年2月28日までに申し込むと2015年3月下旬となる。

既存ユーザー向けの下取り、10月30日までさらに増額

 auでは、既存ユーザー向けの下取りプログラムで、iPhoneシリーズの下取り額を10月30日まで増額する。

 たとえば「iPhone 5」64GBモデルでは3万4000円相当(9月18日までは1万5000円相当、11月中は2万6000円相当)になる。

 新しいiPhoneの発売にあわせて、11月30日までiPhoneシリーズの下取り額が増額される、ということになっていたが、他社のほうがより高額な下取り額になっていたこと、そしてMNPユーザー向けの下取りプログラムを実施することから、9月19日〜10月30日の間は、当初の予定より7000円多く、下取り額が増えることになった。

MNP向け、既存ユーザー向けの下取り額(9月19日〜10月31日、iPhoneシリーズのみ記載)
対象機種 モデル MNP 既存
iPhone 5s 64GB 43,200円相当 33,000円相当
32GB 41,040円相当 32,000円相当
16GB 38,880円相当 31,000円相当
iPhone 5c 32GB 36,720円相当 25,000円相当
16GB 34,560円相当 24,000円相当
iPhone 5 64GB 32,400円相当 34,000円相当
32GB 30,240円相当 33,000円相当
16GB 28,080円相当 32,000円相当
iPhone 4S 64GB 24,840円相当 24,000円相当
32GB 23,500円相当
16GB 23,000円相当
iPhone 4 24,840円相当
iPhone 3GS 24,840円相当

(関口 聖)