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ワイモバイル、PHSのMNP開始でスマホ移行キャンペーン

 ワイモバイルとウィルコム沖縄は、10月1日よりPHSがMNP(携帯電話番号ポータビリティ)に対応することを受け、PHSからスマートフォンへの移行を促進するキャンペーンを開始する。

 10月1日から開始されるキャンペーンにより、ワイモバイル(旧ウィルコム)のPHSを利用しているユーザーを対象に、Androidスマートフォン「DIGNO T 302KC」がキャンペーン価格で販売される。通常は本体価格3万8400円(税抜、以下同)のところが、0円になる。

 対象はPHSからワイモバイルの「DIGNO T 302KC」に契約変更する個人・法人のユーザー。対象プランはスマホプランS/M/Lの3つとなっている。

 キャンペーンにより、契約変更の際の手数料(3000円)が無料になる。

 このほか、「スマホお試しプログラム」がPHSユーザー向けに提供され、スマートフォンの契約から8日以内(8日以内に月を跨ぐ場合は翌月5日まで)であれば、契約した店舗にて、スマートフォンを返品し、契約をキャンセルして変更前のPHSの契約に戻ることも可能になっている。法人ユーザーは対象外。

 なお、返品・キャンセルした場合でも、スマートフォンを利用した期間について、基本料を日割りで負担する必要があるほか、通話料やコンテンツの利用料などもユーザーが負担する。

「DIGNO T 302KC」

「pdx.ne.jp」などのメールアドレスをスマホに引き継ぎ可能

 両社ではこのほか、PHSで利用しているメールアドレスを新しく契約するスマートフォンに引き継げるサービスを提供する。本キャンペーンとは関係なく、条件を満たせば引き継げる。

 引き継ぎ対象となるメールアドレスは、「xxxx@pdx.ne.jp」「xxxx@willcom.com」「xxxx@y-mobile.ne.jp」の3種類。メールアドレスが引き継げる機種は「DIGNO T 302KC」「Nexus 5」などのスマートフォンで、「STREAM S」は対象外。

「スマホお試しプログラム」は、新規・MNP向けも

 「スマホお試しプログラム」は、新規・MNPのユーザーに向けても提供される。ワイモバイルのスマートフォンを契約する際に申し込むことができ、対象プランはスマホプランS/M/Lの3つ。

 スマートフォンの契約から8日以内であれば、契約した店舗にて、スマートフォンを返品し、契約をキャンセルできる。スマートフォンを利用した期間については、基本料を日割りで負担する必要があるほか、通話料やコンテンツの利用料などもユーザーが負担する。

太田 亮三