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10.5インチで最軽量の防水タブレット「ARROWS Tab F-03G」

 「ARROWS Tab F-03G」は、富士通製のAndroid 4.4搭載LTE対応タブレット。NTTドコモの2014年冬モデルの1つで、11月中旬に発売される予定。約10.5インチという画面サイズの3G/LTE対応モデルとしては最軽量のタブレットとうたう。各種割引適用後の本体実質価格は2万円台後半を予定している。

使いやすさの追求

 ディスプレイに有機ELを採用し、色彩の鮮やかさを増した。発表会の展示会場では、前モデルと並べて同一の動画を比較再生し、特に緑や赤をはじめとする原色の鮮明さをアピール。解像度は2560×1600ドット(WQXGA)を実現した。このほか、富士通独自のヒューマンセントリックエンジンにより、ユーザーの年齢、周囲の環境を判別し、より見やすい表示に自動調整する機能を備え、ブルーライトカットモードも搭載する。

 音声通話機能搭載端末にはマルチユーザー機能を提供しないというGoogleの方針により、マルチユーザーには非対応。ただし、標準デザインのホーム画面に加え、子供向けに機能を制限したユーザーインターフェイス「キッズスタイル」や、初めてスマートデバイスに触れるユーザーを意識し、大きなボタンなどを配したユーザーインターフェイス「かんたんスタイル」を用意しており、自由に切り替えて使用できる。

 指紋認証機能も搭載しており、登録する指紋ごとに上述の異なるスタイルを割り当て、指紋認証によるログイン時にマルチユーザー風にユーザーインターフェイスを切り替えることも可能。なお、指紋の登録数上限は計12本分で、一般的な家族間で使うには十分としている。

 日本語入力はジャストシステムと富士通が共同開発した「Super ATOK ULTIAS」を利用できる。従来の同日本語入力システム搭載機種と比べ、タブレットの大画面を活かせるよう手書き文字入力のインターフェイスを最適化するなど、細かな改善が施されている。

通信高速化、高音質化を実現

 本体はIPX5/8、IP5Xの防水・防塵対応。フルセグを搭載し内蔵メモリやSDカードにテレビ番組を録画できる。アウトカメラは約810万画素、インカメラは120万画素。オーディオ機能についてはハイレゾにも対応する。標準のメディアプレーヤーで24ビット/96kHz以上のWAV/FLACフォーマットの再生に対応し、イヤフォン端子で高音質出力が可能。USB DAC経由での音声出力には対応しない。

 ネットワーク機能では、3Gのほか最大受信速度150MpbpsのLTE通信に対応。無線LANは最大300MbpsのIEEE 802.11a/b/g/n/acとし、LTE通信と組み合わせたスムーズな通信切り替えや、Wi-FiとLTEの同時通信による高速ダウンロードが可能なマルチコネクションもサポートする。

主要スペック

 大きさは約174×265×8.5mm、重さは約433g。ボディカラーはホワイト1色。バッテリーは7840mAh。前モデルからバッテリー容量は減少したものの、全体的な電力使用効率を高めたことにより、ドコモ基準の実使用時間においては前モデルと遜色のないレベルを維持しているとした。具体的な実使用時間については現在検証中。

 NFC、ワンセグ/フルセグ/NOTTV、Bluetooth 4.0、DLNA/DTCP-IP/DTCP+をサポート。チップセットはMSM8974AB(2.3GHz駆動、クアッドコア)で、ストレージは64GB、メモリは2GB。専用ホルダーも付属する。

(関口 聖/日沼諭史)