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子供の居場所をいつでもチェック、腕時計型の「ドコッチ」

 NTTドコモは、GPS機能やSMS送受信機能を備える腕時計型端末「ドコッチ 01」を発表した。“見守り”に重点を置いた端末で、「ドコッチ」を身に着けた人のステータスを確認できるサービスが月額280円(税別)で提供される。別途「ドコッチ」自身にも新料金プランの「デバイスプラス500」(月額500円)やデータ通信用プランの契約が必要。2015年3月発売予定で、本体価格は未定。

 これまでも、子供向けに“防犯”目的の「キッズケータイ」を提供してきたドコモだが、今回発表された「ドコッチ」は、腕時計型とすることで紛失しにくくし、なおかつ子供にとっては「大人になる一歩」を感じさせる腕時計として持ちたくなるようにした、“見守り”にフォーカスしたデバイス。保護者はドコッチの各種機能やセンサーにより、装着している子供らと簡単な連絡を取ったり、状況を確認したりできる。小学校低学年をメインターゲットにしつつ、シニア層の利用も想定されている。

 IPX5、IP5Xの防水・防塵対応の本体に、約1.3インチの有機ELディスプレイが搭載されており、本体側面にあるボタンの操作で時計を表示したり、簡単な設定などを行える。時計は5つのデザインから好みのものを選択可能。保護者のスマートフォンから送信されたSMSを受信する機能や、あらかじめ用意された定型文から選ぶ形で、ドコッチから保護者のスマートフォンにSMS送信する機能も備える。OSはBREW 3.1.5。

 GPSに加え、温湿度センサーも搭載。別途サービス利用料を支払うことで使える専用Webサービス上で、ドコッチのセンサーで取得した情報を閲覧でき、ドコッチ装着者の20分ごとの“遊んでいる”や“歩いている”といったアクティビティーをチェック可能。温度と湿度を表示するとともに、ドコッチを装着している子供らが夏の暑い日などに屋外で長時間遊んでいる場合には、保護者向けにどのような行動・連絡を取るべきかアドバイスする。このWebサービスはスマートフォンだけでなくPCからもアクセスできる。

 以上のような遠隔からの“見守り”だけでなく、保護者と一緒にいる時の“見守り”に役立つ機能も備える。保護者の端末からドコッチ装着者が離れたところへ移動した際に、保護者の端末とドコッチに通知できるほか、ドコッチ装着者を見失った場合でも「イマドコサーチ」により居場所を突き止めることが可能だ。

 なお、本体の詳細設定は端末上ではあえて実行しにくいようになっており、保護者が暗証番号を入力して詳細設定を行うか、設定用の専用スマートフォンアプリ(Android 4.3以降、iOS 7.0以降対応)からBluetooth Low Energyにより遠隔操作する。このアプリ上では定型文を編集する機能もあり、家族の生活スタイルに合わせてドコッチから送信したい文章をカスタマイズできるようになっている。

 通話機能や防犯ブザー機能はない。大きさは約44×44×15mm、重さは約50g。ボディカラーはホワイトとライトブルーの2色で、リバーシブルなベルトも数種類用意。ベルトには一般腕時計用の20mm幅の市販品を利用することも可能。バッテリーは320mAhで、満充電時はおよそ3日間使用できるとしている。専用の充電ホルダーも付属する。

(関口 聖/日沼諭史)