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着るだけで心拍を計る「hitoe」と連携、「Runtastic」ドコモ版

 スポーツをする際の活動量を記録できるアプリ「Runtastic」のドコモ版、「Runtastic for docomo」が12月より提供される。利用料は月額350円(税抜)。別売りで、心拍を計測できる“hitoe”ウェアと連携することもできる。

「Runtastic for docomo」

 「Runtastic for docomo」は、フィットネス系アプリとして高い人気を得ているRuntasticの6つの有料サービスが利用できるもの。ジョギング、サイクリングのほか、身体を鍛えるトレーニング系アプリが利用でき、それらの活動量を記録し、管理できる。docomo IDがあれば、他キャリアのユーザーも利用できる。すでに同アプリを利用しているユーザーは、12月のアップデート後にアプリ内で「docomo ID」を入力すれば、ドコモ版として利用できるようになる。

 アプリは、腕時計型、あるいは胸につけるバンド型など、外部の心拍計と連携して、運動中の心拍数を記録できる。対応OSはAndroid 2.3〜、iOS 7.0〜。

「Runtastic for docomo」
アプリ「Runtastic」
アプリ「Runtastic Road Bike」
アプリ「Runtastic Push Ups」

「hitoe」搭載の心拍測定機能付きインナーウェア「C3fit IN-pulse」

 さらにゴールドウィンから発売される、心拍測定機能付きウェア「C3fit IN-pulse」シリーズとも連携できる。

 このウェアは、NTTと東レが共同開発した機能素材「hitoe」をもとにしたもの。シルクや合成繊維に、導電性高分子をコーティングした素材が胸部などに配置されており、心電波形、心拍数を測定できる。柔軟性があり、親水性や強度に優れる素材で、ベルト型や腕時計型と比べて着やすく、ズレる心配がない。また、計測は肌の2点の電位差を利用するため、血管の脈拍を計測するタイプよりも精度に優れる。

 「C3fit IN-pulse」シリーズは、当初は男性用が発売される。男性用はスリーブレスシャツ、ハーフスリーブシャツの2種類で、サイズはS、M、L、XLの4種類。カラーはブラック、ホワイト、レッドの3色になる。女性用はブラトップが2015年春に発売される予定。計測の仕組みの都合から、男性用のシャツを女性が着用しても、正確に計測できないとしている。ウェアはゴールドウィン直営の7店舗で販売され、順次拡大される予定。

ウェアをスマホと連携させる「hitoeトランスミッター01」

 hitoeを搭載するインナーウェア「C3fit IN-pulse」シリーズには、測定した心拍データをスマートフォンへ転送するための「hitoeトランスミッター01」が必要となる。hitoeウェアが1万円程度、トランスミッターが1万円弱とのことで、あわせて2万円ほどかかる見込み。

 「hitoeトランスミッター01」はスマートフォンとBluetooth 4.0で接続され、1回の充電で連続24時間の駆動が可能。大きさは約70×36.7×9.5mmで、重さは約25g。心拍数、加速度、心電位を取得できる。IPX5/7の防水に対応。製造はパナソニックシステムネットワークス。

ゴールドウィンが発売するインナーウェア型のトレーニングデータ計測用デバイス「C3fit IN-pulse」シリーズ
「C3fit IN-pulse」に取り付けた「hitoeトランスミッター01」を取り外したところ
「hitoeトランスミッター01」とはBluetoothでスマホと連携。2点の肌の電位差を計測するため、脈拍を計測するタイプとは異なる正確な心拍数を計測可能
利用イメージ。「C3fit IN-pulse」シリーズはインナーウェアなので通常はこの上に服を着ることになる

 なお、hitoeを搭載するインナーウェア「C3fit IN-pulse」シリーズには、心電図を取得する機能もあるとのことで、現在はアプリやサービスで利用できる形にはなっていないが、今後は利用が検討されている。

 このほか、アマチュアをターゲットにしたようなマラソン大会に協賛し、ランナーをリアルタイムで応援するといった、「Runtastic」の機能を活用した取り組みも検討されている。

(関口 聖/太田 亮三)