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GMOがWiMAXを1年間 月399円にするキャンペーン〜既に受付停止

 GMOインターネットは、プロバイダーサービス「GMOとくとくBB」で、UQコミュニケーションズのWiMAXサービスを割安に利用できるキャンペーン「WiMAX究極割」を開始した。ただし既に受付を停止、WiMAXでは2015年春より通信速度が低下する予定で、GMOインターネットでは「受付再開時期は未定、WiMAXの受付自体も今回で最後になるのでは」としている。

キャンペーンサイト

 今回のキャンペーンは、通常、月額3591円(税抜、以下同)というWiMAXのサービスが、利用開始月は無料、2カ月目〜12カ月目は月額399円になるというもの。端末代金も無料になる。また初期費用として事務手数料は3000円がかかる。最低利用期間は12カ月間。ただし、申し込みが予定を上回ったとのことで、受付は現在停止しており、再開の見通しは立っていない。

 GMOでは、キャンペーンサイトで「これが最後の究極割引き」と銘打っている。これについて「今回の価格以上の割引はなく、これで最後、という意味と、WiMAX対応機種を売りきりたい、という意味で最後かと考えている」とコメントしており、WiMAXの受付を終えて、今後はWiMAX 2+対応サービスだけを提供していく可能性がある。

 ネットワークを提供するUQコミュニケーションズでは27日、「2015年春からWiMAX 2+で下り220Mbpsのサービスを提供する」と発表。これにあわせて、既存のWiMAXは通信用の電波帯域が減り、通信速度が下り最大40Mbps→下り最大13.3Mbpsへと低下する。

 既に受付が停止されたとはいえ、24日にGMOのキャンペーンがスタートしてから契約した人にとっては、通信速度の低下を知らずに契約したことになる。10月中に利用開始となった場合、10月は無料となり、2015年9月までは割安な価格で利用できる。

 GMOでは、この施策の変更を知った上で今回のキャンペーンを実施したかどうかについて「担当者不在のためコメントできない」とした上で、WiMAX 2+への乗り換えを促進する、あるいは優遇するようなキャンペーンを実施するかどうか検討中と説明。WiMAX 2+では、既存のWiMAXになかった要素として契約から2年目以降に月間7GBという通信制限の基準が設けられているが、GMOでは「ユーザーにデメリットのある対応はしない」としている。

【追記 2014/10/27 16:39】
 GMOインターネットは、「WiMAX究極割」の受付を正式に終了するとともに、申込済のユーザーに向けてキャンセルの受付を開始した。キャンセルの受付は11月7日まで。なおキャンペーンを再開する予定はないとのこと。GMOでは、UQ側からの発表内容について、いずれWiMAX 2+へ周波数を多く配分することは、UQが2013年に発表していたことから、方針自体は承知していたものの、キャンペーン前には正式に知らなかったと説明している。

(関口 聖)