ニュース

最大1Gbpsの4G通信向け周波数、大手3キャリアが名乗り

 総務省は、最大1Gbpsという光回線クラスの通信速度を実現できる、第4世代のモバイル通信システム(4G)の国内での導入に向け、NTTドコモ、KDDI(沖縄セルラー含む)、ソフトバンクモバイルの3社から計画の申請があったと発表した。名乗りを挙げた3社へ電波が割り当てられる見通し。

 4G向けの周波数は3.5GHz帯で、3480~3600MHz、計120MHz幅を3社(1社あたり40MHz幅)で割り当てられる予定だった。国内では、大手3キャリアのほか、ワイモバイルも意欲を示していたが、グループ会社の立候補を排除する条件があったこともあって、ワイモバイルは申請せず、大手3社の申し込みだけになった。

 今後は、各社から提出された開設計画に対する審査、電波監理審議会への諮問を経て認定されることになる。

関口 聖