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Arduinoに装着できる基板型通信端末「PHSシールド」

2年間の通信料込みで2万9800円、個人でも購入可能

 エイビットは、ワンボードマイコン「Arduino」に装着できるPHSデータ通信端末「PHSシールド」を12月より販売する。企業の研究開発部門や大学の研修室といった教育機関向けに販売されるが、個人でも購入できる。基板、通信モジュール、アンテナで構成され、価格は2年間の通信料込みで2万9800円。

「PHSシールド」(上側)

 「PHSシールド」は、Arduinoシールドと互換のピン配列を採用し、重ねる形でArduinoシールドに装着できる。PHSシールドにはArduinoから簡単なAPIで使用できるTCP/IPスタックなどが内蔵されており、プロトコルスタックを持たないArduinoや互換ボードからでも、ワイモバイルのPHS網を経由し、簡単にインターネットに接続できる。

 PHS通信モジュールはTELEC認証済みで、法人のみならず、個人でも気軽に利用できるとする。想定されている用途は、遠隔センシング、通信機器の試作検討、実験など。

 通信料については、企業や教育機関などで、機材のポストペイの契約が難しい場合にも対応するため、2年間の通信料を含んだプリペイド型とした。

 大きさは約69×54mm(アンテナは除く)で、重さは約70g。

 13日に開催されたワイモバイルの発表会では、展示会場で「PHSシールド」が紹介されていた。また、11月23日から東京ビッグサイトで開催される「メーカーフェア東京2014」でも展示される。

「PHSシールド」
アンテナ型PHSデータ通信端末「SensorMate TypeA SMA-01」(右)
「SMA-01」と、温度、気圧、湿度のセンサーモジュールを一体化させた「PHS気象台」も参考展示されていた

(太田 亮三)