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京都のマクドナルド全店に導入、ゲストコード不要~「KYOTO Wi-Fi」拡充

アクセスポイントに掲示されるロゴマーク

 京都市は、無料で誰でも利用できる公衆Wi-Fiサービス「KYOTO Wi-Fi」を拡充する。アクセスポイントが1400カ所に増えるほか、ゲストコードの入力が不要になり、24時間連続で利用できるようになる。

 「KYOTO Wi-Fi」は、京都市が提供する公衆Wi-Fi(無線LAN)サービス。ワイヤ・アンド・ワイヤレスが整備を担当しており、これまで約650以上の場所で利用できるようになっていた。今回の拡充では、利用できる場所が増え、より使いやすくなった。

 これまでは公共交通(バス停、地下鉄)やセブン-イレブンなどが対象だったが、新たに京都市内のマクドナルド全店舗(53店舗)、京都国際マンガミュージアム、ガーデンミュージアム比叡、河原町オーパ、嵐電嵐山駅など約760カ所が、2015年3月末までに整備され、利用できるようになる。これにより、2015年春には計1400カ所が「KYOTO Wi-Fi」のアクセスポイントになる。

 また、利用時の手続きとして、これまで必要だったゲストコードの取得が不要になった。今後は利用規約に同意するだけでよく、京都市では「特に外国人観光客にとって利用しやすくなる」と案内。1回認証すると、24時間連続で使えるようになり、異なるアクセスポイントへ移動してもそのまま利用できる。

関口 聖