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カメラアプリの実力ベンダーが手掛ける“2ちゃん風”匿名掲示板アプリ「doyo」

 SODAは、登録不要、匿名で投稿できる掲示板アプリ「doyo(どーよ?)」の提供を開始した。アプリの利用は無料。対応OSはiOS 7以上。Android版は2015年3月に提供予定としている。

 「doyo」は、気になる話題やニュースについて、チャット感覚で匿名投稿できる掲示板アプリ。テキストだけではなく、ユーザーが撮影した写真や10秒動画、YouTubeやWebサイトのリンクなどを簡単に投稿できる。メインとなるユーザーインターフェイスは、吹き出しが連なるタイムライン状で、サクサクと投稿・閲覧できることから、LINEでメッセージをやりとりしているような軽快さが特徴だ。

 匿名投稿型であるため、アカウント登録は不要。アプリをダウンロードしたら、すぐに始められる。ハンドルネームやアイコンは任意で設定することもできる。

 匿名投稿サイトとしての運営管理において、ユーザーの、異性との出会いを目的とした利用や、公序良俗に反する投稿、著作権で保護されている内容の投稿は削除および利用停止の処置を行うとしている。

カメラアプリで培ったアップロード技術で、サクサク感を実現

 同アプリの開発者であるSODA株式会社代表取締役社長の本名耕氏は、自身が「欲しかったものを作った」と語る。2ちゃんねるへの投稿は、基本的にはパソコンのブラウザで行うスタイルが一般的で、スマートフォン向けに最適化されていないという(現在スマホ向けのテスト版あり)。一方で、バイラルメディアやキュレーションサイトでは“2ちゃんまとめ”の人気が高まっている。まさに“2ちゃんまとめ”を閲覧しているユーザーに、「doyo」を使って欲しいと話している。

SODA株式会社代表取締役社長の本名耕氏

 「話題のニュースや、ネタをFacebookでシェアするには勇気がいること。でも雑談に参加して一緒に盛り上がりたいというニーズはあるのではないか? スマホユーザーに受け入れられやすいサクサク感と、匿名で気軽に参加できるようなゆるい場を提供したい」(本名氏)。

 SODAは、NTTドコモがベンチャー企業を支援するプログラム「ドコモ・イノベーションビレッジ」の第1期生として2013年に選出されている。 これまで「漫画風製作所」や「ホラーカメラ」、「動くマカンコウカメラ」など、主にカメラアプリで数々のヒットを飛ばしてきた実力派ベンダーだ。アプリの累計ダウンロード数は600万を突破している。

 今回リリースした「doyo」は、これまで手掛けたプロダクトと方向性は違うのだが、カメラアプリで培ったノウハウが“写真や動画を投稿する際のサクサク感”に活かされているという。使ってみると、(画像のアップロードを含む)操作感は確かに軽快。これなら“LINE慣れ”している若者にも使いやすい印象だ。

 ただ「どーよ?」は、少し前の2ちゃんねるのスレッドタイトルを想起させるため、もしかしたら、ひと昔前の2ちゃんねるに慣れ親しんだ世代のほうが、伝わりやすいネーミングなのかもしれない。

(川崎 絵美)