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フレームレスの「AQUOS CRYSTAL X」19日発売、VoLTEもスタート

 ソフトバンクモバイルは、シャープ製Androidスマートフォンで、フレームレス構造を採用した「AQUOS CRYSTAL X」を12月19日に発売する。また、事前の予告通り、「AQUOS CRYSTAL X」の発売に合わせて、12月19日から高品質な音声通話サービス「VoLTE」も提供される。

 「AQUOS CRYSTAL X」は、約5.5インチ(1920×1080ドット)のS-CG Silicon液晶、や1310万画素/F値1.9のアウトカメラを搭載する、Android 4.4.4スマートフォン。チップセットはMSM8974AB(CPUは2.3GHz/クアッドコア)、メモリ(RAM)は2GB、ストレージ(ROM)は16GBとなる。防水は非対応。大きさは約73×139×11mm、重さは約157g。本体カラーはレッド、ホワイト、ブラックの3色。特徴として、スマートフォン側がセンサーで収集した情報をもとに、ユーザーに話しかける「エモパー」を搭載。後述するVoLTEに対応するほか、3Gでも高品質な音声通話が可能になるという「HD Voice(3G)」もサポートする。

 パッケージには、ハーマンのワイヤレススピーカー「Harman Kardon ONYX STUDIO」がセットになっている。価格は、24回の割賦で月々2880円(税別、以下同)。月月割を適用すると、MNPでは実質0円、新規・機種変更の場合は24回の割賦で月々1280円(計3万720円)。

VoLTEもスタート

 VoLTEは、高速通信規格のLTE上で提供される音声通話サービス。これまでと異なり、データ通信のネットワークを使ったもので、通話品質の向上などのメリットがある。既にドコモ、auでは同様のサービスが開始されているものの、現在、同一キャリア内のVoLTEだけが可能となっている。

 通話料は従来と同じ。たとえばホワイトプランのユーザーは、ソフトバンク同士であれば1時~21時まで無料となり、スマ放題のユーザーは通話定額の対象として利用できる。

 ソフトバンクのVoLTE対象機種は、当初「AQUOS CRYSTAL X」のみ。今後、発売中の「AQUOS CRYSTAL」もソフトウェア更新で対応する。iPhoneの対応時期は未定。

関口 聖