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指を鳴らしてライト点灯、赤ちゃんの声をスマホに通知〜クラウドに繋がるマイク「Listnr」

スタートアップがパナソニックやCerevoと協力、クラウドファンディング開始

 Interphenom(インターフェノム)は、音声を認識してスマート家電を操作したり、スマートフォンに通知したりできる新たなデバイス「Listnr(リスナー)」を開発した。米Kickstarterを通じたクラウドファンディングもあわせてスタートしている。

 「Listnr」は、インターネット接続機能とマイクを搭載し、大きさが68×112×68mm、重さが100g前後になるというデバイス。いわばクラウドに繋がるマイクとして機能するもので、音を認識して、その音にあわせて動作する。当初、用意される機能の1つは、乳児の声に反応してスマートフォン上で、乳児の感情を表現するというもの。乳児の声を認識すると、その声から「泣く」「笑う」「叫ぶ」「喃語(乳児が発する、意味のない声)」の4つの感情のいずれかに分類してスマートフォン上で表示する。

 また、指を鳴らすと、その音を認識してスマートフォンから操作できる照明「Philips hue」の点灯/消灯もできる機能も利用できる。こうした当初から利用できる機能以外にも、用途を拡充すべく、APIが公開され、サードパーティ製のアプリ開発を後押しする。

 「Listnr」では、音声認識エンジンにパナソニックが開発した技術を用いている。ネット対応家電を手がけるCerevoとパナソニックでは、この音声認識エンジンを用いた製品を試作していたが、そこにInterphenomの創設者となる江原理恵氏が「Listnr」のアイデアをDMM.make AkibaでCerevoに相談、親和性が高いということで、3社が共同で開発を進めることになった。Cerevoとともに相談にのった、IoTスタートアップ支援を行うABBALabがプロトタイプ開発を支援し、今回の発表に至った。量産モデルの開発資金の調達に向けてKickstarterでのクラウドファンディングがスタートすることになった。

(関口 聖)