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フリービット、MVNO事業の子会社を設立

 フリービットは、MVNO方式のモバイルサービス「freebit mobile」を、新たに設立したグループ会社「フリービットモバイル」に譲り、分社化する。フリービットでは今後、NTTドコモ以外の携帯電話事業者からの回線調達も視野に入れているという。

 新会社のフリービットモバイルは、フリービット子会社のドリーム・トレイン・インターネット(DTI)が1月16日に設立したもの。MVNOとしてスマートフォンを提供する事業、SIMカードパッケージを提供する事業、個人向けクラウド事業を展開する。設立当初の資本金は1000万円で、2月10日に4億9000万円に増資する予定。株主はフリービット本体となる。代表取締役社長には、フリービット社長の石田宏樹氏が就任する。

 フリービット本体では、MVNO事業を手がけたい企業を支援するMVNE事業に注力する。またauやソフトバンクモバイルといった、ドコモ以外の事業者との接続も申し入れる予定としている。

関口 聖