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ドコモ、パソコン用のテレビ電話ソフトの提供を3月末で終了

FOMAサービス開始時のテレビ電話ソフト

 NTTドコモは、FOMA端末とパソコンを接続してパソコンの画面上でテレビ電話が利用できるソフトウェア「ドコモテレビ電話ソフト」の提供を2015年3月31日をもって終了する。

 テレビ電話サービスは、3Gサービスの目玉の一つとして提供が開始された。「ドコモテレビ電話ソフト」は、カード型のデータ通信端末を含むFOMA端末をWindowsパソコンに装着・接続することで同サービスを利用可能にするソフトウェアだが、3月末で提供およびサポートが終了することになった。

 同社では、スマートフォン市場の拡大などの事業環境の変化を踏まえ、提供を終了することにしたとしている。なお、カメラ付きのFOMA端末同士でのテレビ電話サービス自体は、今後も継続して利用できる。

湯野 康隆