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Facebook、今いる場所に関連した投稿や情報を提供「Place Tips」

 Facebookは、ユーザーが今いる場所に合わせて便利な情報や関連性の高い情報を表示する機能「Place Tips」の提供を開始した。iPhone版アプリにて、本日から「Place Tips」が外出時に表示される場合があるとしている。なお、現時点では、Facebookの言語を「英語(米国)」に設定している場合に適用される。

 「Place Tips」は、出かけた先の情報を、もっと集めるための機能。今いる場所に関連して、友達とシェアしている投稿を表示したり、場所にまつわる投稿・写真を表示したりできる。また、Facebookページのあるお店にいる場合は、投稿やイベント予定なども表示される。

 「Place Tips」の表示をタップしても、位置情報が投稿されることはないという。「Place Tips」は非表示にすることができ、特定スポットからの情報を非表示にすることも可能。また、iPhone本体の設定で、Facebookアプリに位置情報の利用を許可していないと、「Place Tips」の機能は提供されない。

 「Place Tips」において、ユーザーの位置情報の特定には、携帯電話ネットワーク、Wi-Fi、GPSの情報を利用する。位置情報を使った「Place Tips」の表示は、数週間以内に米国・ニューヨークの著名な観光スポットを中心にテストが開始される。

 また、Facebook Bluetoothビーコンを使ったテストも開始される予定で、これは正確な場所から適切な情報を届けるためとしている。ビーコンを使った機能はニューヨーク市内の店舗などで実施される。

太田 亮三