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「小学生のスマホ利用は43万人」、ICT総研調査

 ICT総研は、小学生のスマートフォン利用に関するレポートを発表した。ネット上のアンケートを使う、1月24日〜26日にかけて、小学生の子供を持つ親4000人を対象に調査した。

 同調査によれば、携帯電話を利用する小学生の割合は、全体の32.8%で3人に1人が携帯電話を使っている。一方、スマートフォンは全体の5.6%となった。一般的なスマートフォン普及率からすると、全体ではまだ大きな数字ではないが、携帯電話を使う小学生に限った利用率では6人に1人がスマホ、という結果だった。

 利用を開始した学年で最も多かった回答は「小学校1年生から」(25.9%)、次いで3年生(18.3%)、4年生(17.9%)。最も少なかったのは「小学生になる前から」という回答(5.4%)となり、次いで少なかったのは「6年生から」(6.2%)だった。こうした“携帯を持たせる年齢”と密接に関わりがあるのが、持たせる理由。GPSの利用や連絡手段など、防犯にまつわる理由が大勢を占めるなか、中学受験を予定する子供を持つ親からは、教育への活用という回答(12.3%)が、受験しない子供の親(5.9%)からの回答に比べて倍以上となった。

 同調査では、2014年度末時点における小学生の携帯電話利用数は206万人(同時期の小学生全児童数は660万人、24.7%)に達すると推計。このうちスマートフォン利用は43万人とされている。スマートフォンの利用は、2012年度末から2.7倍に増えており、2018年度末の小学生におけるスマートフォン利用数は144万人(全体の22.5%)になるとの予測も示されている。

(関口 聖)