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デュアルSIMをスケジュールで自動切替、3GのSIMフリースマホ「FLEAZ F4」

gooで販売、OCNのSIMとセットで税込1万2800円

 NTTレゾナントは、コヴィア製のSIMロックフリーの3Gスマートフォン「FLEAZ F4」を20日17時に発売する。価格は、OCNの音声対応SIMカードとセットで1万2800円(税込)。

「FLEAZ F4」

 「FLEAZ F4」は、コヴィアとコヴィア・ネットワークスが提供するSIMロックフリーの3Gスマートフォン。NTTレゾナントの「goo Simseller」にて、「OCN モバイル ONE 音声対応SIM」とのセットで販売される。「OCN モバイル ONE 音声対応SIM」の利用料は、70MB/日コースの場合、月額1600円(税込1728円)。

 同端末は、約1年前に発売された「FleaPhone CP-F03a」の3G対応のデュアルSIMスロット搭載という特徴はそのままに、OSバージョンやメモリ、ストレージを向上させた内容で、本体価格を下げたモデルとなっている。製品型番は「CP-F03a/8G」。すでに法人向けや、前モデルにあたる「FleaPhone CP-F03a」のユーザー向けに販売されていたが、一般ユーザー向けに正式に販売されることになった。

 「FLEAZ F4」のW-CDMAに対応したSIMカードスロットは、標準SIMカード、microSIMカードの2種類を搭載。2つのSIMカードで同時に通信することはできないが、利用するSIMカードは簡単な操作で切り替えが可能。設定したスケジュールでSIMカードを自動的に切り替えるSIMスケジューラー機能も用意されている。

 無線LANではIEEE802.11a/b/g/n(2.4/5GHz)で、Wi-Fiテザリングのほか、Bluetoothテザリングもサポートしている。コヴィアの直販サイトでは予備バッテリーや予備バッテリーの充電器も販売される。

 OSはAndroid 4.4。ディスプレイは4.5インチ、960×540ドットのIPS液晶。CPUは1.2GHzのクアッドコアで、メモリは1GB、ストレージは8GB。microSDHCカードスロットを備える。メインカメラは500万画素、インカメラは30万画素。Bluetooth 4.0をサポートする。位置測位ではA-GPS、GPS、GLONASS、QZSS(準天頂衛星)に対応する。

 通信方式は3GとしてW-CDMA(2100MHz/800MHz)、2GとしてGSM/GPRS(850/900/1800/1900MHz)をサポート。通信速度は下り最大21.1Mbpsとなっている。W-CDMAはドコモのFOMA網に対応し、FOMAプラスエリアでも利用できる。

 バッテリー容量は1800mAh。大きさは約131.2×66.5×9.9mmで、重さは約140g。ボディカラーはブラックのみ。

太田 亮三