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ソフトバンクの「Pepper」、27日から開発者向けに300台~本体価格は19万8000円

 ソフトバンクロボティクスとソフトバンクモバイルは、感情認識機能を備えるという人型ロボット「Pepper」を2月27日に発売する。初回生産分の300台は開発者限定で提供され、その後の販売は2015年夏頃になる予定。価格は19万8000円(税抜、以下同)で、アプリを追加できる「基本プラン」(月額1万4800円×36カ月)も用意される。

 「Pepper」は、周囲の状況をチェックしつつ、人の表情や声のトーンから感情を推定できるという人型ロボット。会話したり、写真を撮影したり、スマートフォンと連携して家族へメッセージを送信したりできる。

 写真撮影や伝言、絵本の読み上げ、献立提案といった機能がアプリとしてあらかじめプリセットされている。また「基本プラン」では、追加アプリを利用でき、ソニー・ミュージックエンタテインメントの音感育成アプリ「おとあて」や、ラジオアプリの「radiko.jp」などが利用できる。radikoの場合は、Pepperに「ラジオつけて」と呼び掛けるとアプリを起動して音を再生する。

 故障時などに特別価格での修理を何度でも利用できる「保険パック」(9800円×36カ月)も用意される。「基本プラン」と同時に加入すると、自律的にPepperが充電を行うようになる、充電ベースが後日、プレゼントされる。

 大きさは1210×425×485mm、重さは28kg。

関口 聖