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「ARROWS M01」販売開始、今夏には3つの「し放題」〜NifMoの新戦略

 ニフティは23日、MVNOサービス「NifMo(ニフモ)」のCM発表会を開催、その場で新たな機種「ARROWS M01」をラインアップに加えて、3月10日より予約を受け付けると発表した。また今夏には「し放題」をキーワードに、通話定額など3つのサービスを提供することも明らかにされた。

ARROWS M1

 富士通製の「ARROWS M01」は、Android 4.4搭載で、約4.5インチディスプレイのスマートフォン。既にイオンのMVNOサービスの機種として提供されているが、今回、2つ目のMVNOとしてNifMoのラインアップに加わることになった。発送は3月25日。

 防水防塵性能を備え、800万画素カメラを搭載する。大きさは約138×67×10.9mm、重さは約153g。プリセットアプリは、Wi-Fiなどへの接続を手軽に操作できる「NifMo コネクト」、提携通販サイトでのショッピングでNifMoの利用料が割り引きされる還元プログラム「NifMo バリュープログラム」のものだけで、いわゆる“素のAndroid”として提供される。ただし「らくらくホンシリーズ」で培われてきた富士通のノウハウを反映したホームアプリ「シンプルホーム」が用意されており、初めてスマートフォンを手にするユーザーにとっても使いやすいよう配慮された。

 価格は割賦販売で1カ月あたり1575円(24回払い)。一括では3万7778円。先行するイオンスマホより若干高い価格設定だが、これは「バリュープログラムなど付加価値を提供するため」(担当者)だという。

3つの「し放題」

 明らかにされた新サービスは、通話定額、プリントサービス、飲食店利用時の還元プログラムの3つ。通話定額はIP電話サービスとなり、一般電話・携帯電話へ発信が可能で、電話帳の同期も可能なサービスとのこと。月額利用料は、大手キャリアの通話定額の半額程度を目指す。

 プリントサービスは、スマホの写真を印刷し放題になるというもの。専用アプリを使って、印刷した写真が毎月、自動的に届くという流れになるという。スマホアプリを使って写真を印刷できるサービスは既にいくつか存在しているが、ニフティではそうした事業者と含めて、他社との協業により本サービスを提供する考え。

 そして飲食店利用時の還元プログラムは、現在、ネットショッピングを対象にした還元プログラム「NifMoバリュープログラム」の対象店舗を飲食店に拡大した形で、たとえばユーザーが店舗の調査員役となって店舗の応対を評価する、といった仕組みなどを採り入れることも検討されており、より高い還元率の店舗も登場する可能性がある。

バリュープログラム、平均は400円の還元

ニフティの三竹社長

 CM発表会に先立ち、登壇したニフティ代表取締役社長の三竹兼司氏は、「NifMoは、単なる格安スマホではなく、付加価値となるサービスとともに提供する、次世代ローコストスマホ。サービス開始時に最も心配していたインフラ面では、MVNOを比較する雑誌によって1位に選出された」と胸を張る。

 また独自サービスとして提供する還元プログラム「NifMo バリュープログラム」については、1月時点でのユーザー1人あたりの平均還元額が約400円になったことを明らかにする。これはもっとも安い月額900円のプランであれば、ショッピングした翌月の支払い額が500円で済むということになる。三竹社長によれば、ユーザーのなかでも最も多い還元額は1万円を超えているとのこと。今後も独自サービスを拡充させ、利便性を向上させたいと意気込んだ。

 発表会場には、CMに出演する沢尻エリカも登場。昨年11月のサービス発表後から、沢尻がCMに出演するまでの流れも紹介された。

CMにあわせたキャンペーンも実施される

(関口 聖)