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10代のスマホシフトが加速、ジャストシステムが2014年のスマホ市場まとめ

 ジャストシステムは、2014年(1月~12月)に毎月実施してきた調査データをひとまとめにして分析した調査レポート「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査~2014年度総集編」を発表した。

 同レポートは、毎月1回、15歳~69歳のユーザーを対象に、5歳ごとに男女50名ずつ(計1100名)からモバイルやソーシャルサービスの利用状況を聴き取ってきたネットアンケートをまとめたもの。2014年の大きなトレンドとして、10代のスマートフォンへの移行が加速し、“スマホファースト”から“スマホオンリー”に変化していることが浮き彫りになったという。

 スマホシフトの動きは、テレビやラジオなどのメディアへの接触時間を調査した結果などから見えてきたもので、たとえばスマートフォンからのネット利用は全体で80分となり、テレビが146.8分、パソコンからのネット利用が157.5分となっていたが、10代に限るとスマートフォンへの接触時間が129.3分(1月)→135.3分(12月)に伸びて、12月にはパソコンやテレビを抜いた。

 このほか同調査では、スマートフォンの利用率について、これまでAndroidの利用率のほうが高かったものの、iPhone 6/6 Plusの発売以降、iPhoneの利用率が高まったことなども2014年の特徴として紹介されている。

関口 聖