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au LTEを利用、IIJが法人向け「タイプK」月額900円〜

 IIJは、KDDIのauネットワークを利用するMVNO型データ通信サービス「IIJモバイルサービス/タイプK」を4月1日より提供する。月額900円(税抜、以下同)で月間通信量3GB、月額5500円で7GBのほか、月額3GBながら年額1万円となるプランも用意される。またNTTドコモ網を使うプランとデータ量を合算してシェアできる「データシェアオプション」も提供される。

 「タイプK」は、auのLTEネットワークを利用する法人向けMVNO型サービス。下り最大75Mbps、上り最大25Mbpsで通信できる。データ通信のみで、音声通話は非対応。IIJにとっては、ドコモのLTE/3G網を利用する「タイプD」、ワイモバイルの3G網を利用する「タイプE」に続き、同社にとって始めてKDDIのモバイル回線のサービスを提供することになった。卸元が異なる回線を使うことで、通信経路を二重化でき、バックアップ回線として利用するなどのメリットがある、とIIJでは説明する。

 なお、個人ユーザー向けにau回線のサービスを提供するかどうか、IIJでは「未定」としている。

料金

 料金プランは、通信容量が7GBで月額5500円、最低利用期間が2年間の「定額プランL」、月間3GBで月額900円、最低利用期間が1カ月間の「定額プランライト」、そして1年間の利用分1万円を一括で支払い、月間3GBまで利用できる「定額プランライト:いちねん」の3種類。端末は、導入企業で用意する形だが、定額プランLではIIJのレンタルサービス(USB型が月額900円、モバイルWi-Fiルーターが月額950円)も利用できる。対応機種は今後、順次案内される。

 「定額プランライト/定額プランライト:いちねん」では、通信容量が余れば、翌月に繰り越せる。定額プランライトでは、3GBを使いきったあと、1GB(300円)、2GB(600円)、3GB(900円)のいずれかを追加することもできる。

 このほか固定IPで利用できる「固定IP定額プランL」(初期費用1万円、月額1万3200円)もある。端末の接続先を限定する「IIJモバイル Biz+サービス」も利用可能で、こちらは初期費用として1契約あたり1万円、月額が1アカウント300円。

データシェアオプション

 このほか、「定額プランL」では、データシェアオプションも利用可能。これは、タイプDの定額プランLとタイプKの定額プランLの両方を導入する企業での利用を想定したもの。1回線あたり最大7GBという通信量を、タイプD/タイプKの垣根を超えて合算して利用できる。たとえばタイプDのほうで7GBを超えたとしても、タイプKの通信量が余っていれば、タイプDで引き続き高速通信が利用できる。初期費用が2万円、月額0円となる。

(関口 聖)