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スマホと連携、自動で時刻補正するカシオ「EDIFICE」新モデル

 カシオ計算機は、Bluetooth経由でスマートフォンから正確な時刻を取得できる腕時計「EDIFICE(エディフィス) EQB-510D」「EDIFICE ECB-500D」を発表した。「EQB-510D」は4月24日に、「ECB-500D」は5月に発売される。

EQB-510D
ECB-500D

 「EQB-510D」「ECB-500D」は、Bluetooth SMART対応でメタル素材の腕時計。「グローバル時代に即したアナログウォッチ」というカシオのコンセプト「Global Time Sync(グローバルタイムシンク)」に沿ったラインアップの1つで、2014年9月に登場した「EQB-500」をもとに、ワールドタイム機能の改善を図ったり、いくつかの機能で違いをもたせたりしたほか、盤面のレイアウトも変更し、ホームと海外の時刻をわかりやすくした。

 iOS/Android対応の専用アプリ「CASIO WATCH+」をインストールしてBluetooth SMARTで繋がることで、世界約300都市の時刻を手軽に設定したり、自動的に時刻を修正する機能、アラームなどをスマートフォンから設定する機能、スマートフォンの置き場所を忘れても時計を操作することでスマートフォンの音を鳴らして見つけ出す探索機能などが利用できる。

 どちらも時計としては10気圧防水に対応し、ソーラー充電システムで駆動する。「EQB-510D」「ECB-500D」は盤面のデザインが異なり、「EQB-510D」には日付・曜日表示があるものの、「ECB-500D」に同機能はなく。LEDライトがある、といった違いがある。「EQB-510D」ではストップウォッチとして1秒計測/24時間計測が可能となる一方、「ECB-500D」は1/100病計測も可能でスプリットもわかる。

 また「ECB-500D」ではスマートフォンアプリからタイマー設定が可能。なお、先代の「EQB-500」に搭載されていたストップウォッチのデータ転送、1時間以内にEメールが届いていたかどうか時計側で確認できる機能は、新モデルのどちらも非対応となっている。

 価格は、「EQB-510D」が4万円(税抜、以下同)、IP(イオンプレーティング)処理が施された「EQB-510DC」は5万円。もう一方の「ECB-500D」は3万5000円で、IP処理の「ECB-500DC」は4万5000円。

左がEQB-510D、右がECB-500D

関口 聖